先日の祟り「アプリ漫画、女帝の手記から勉強する怨霊になった長屋王」実はこれが祟りです。
遣新羅使から帰ってきた船が原因で日本では天然痘が大流行しました。
筑紫に到着した船ですが2年後には奈良の都でも流行し一般人も多く亡くなったのですが、長屋王の変に携わった藤原家の4兄弟が相次いで亡くなったのです。
誰もが長屋王の祟りだと噂したのは当然なのかもしれません。
天皇は国を守るため神仏に祈りささげものをしたのですが効果が現れず、元々心根の優しい天皇は自信を失い始めます。
この時代、国の不幸事は天皇に原因があると考えられていた時代。それだけ多くの責任を背負っていれば何かの力にすがるのも仕方の無い事だったのでしょう。
産まれて間もなく皇太子になった基皇子は1年もせずにあの世に旅立ちますが、その後皇太子を決めていなかった事と天然痘の問題が合わさり、ここで阿倍内親王が皇太子となるのです。
それまで女性の天皇はいたのですが皇太子はおらず、歴史史上初の女性皇太子になる事になった阿倍内親王。突然大きなものを背負わされた重みはどれ程だったのでしょう。
しかし女性の天皇は結婚する事が出来ない決まりがありました。皇太子は時期天皇になるという意味を持つため、皇太子になってしまえば結婚する選択肢を失います。
それでも受け入れるしかなかった内親王。藤原家の思いと天皇家の思いが一つに重なっていたのかもしれませんね。
もし基皇子が元気だったら、もし基皇子が天皇だったら・・・と、
歴史にはつきものの「もし」ですが、もし基皇子がそのまま成長し天皇になっていれば、一人の女性の人生をここまで大きく変えてしまう事がなかったはず。
恋もして結婚もして子供も授かってという当たり前の幸せを手にいれる事が出来ない立場を想像する事は難しいのですが、現実であって現実でないストーリーが私は好みなんですよね~
次は第六章を読んだ感想をお伝えしますね。