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nararinn's DOOR 3rdAct

I make choice and walk on water

帰省した際に
アイヌに関する本が置いてあったのに気が付いて
こっそり持ち出してみました、"アイヌは原日本人か"。

古代の日本人はどれだけアイヌの影響を受けているか、
原日本人なのか、というのを歴史や骨格などの情報から
梅原先生と埴原先生が対話形式で議論され
それらが文章化された本です。


この分野の話のことは全く分からないけど、
確かにそうかもしれないと思ったのは、
後半と最後の方に出てくる言語の話です。
アイヌにとって霊を表す言葉、
古代日本人にとっても霊を表す言葉は
一番大事な言葉で「ラマ」として一致している、
大事な言葉が一致しているということは
アイヌと古代日本人は深いつながりがあるのではないか?
と考えられるというところです。

言語学からしてもアイヌ語と日本語は違う、
といった論調が当時広まっていたものの、
母音"あ い う え お"の数や発音等、
単なる偶然の近さではない近さがあったそうです。


人類学的には、日本人は"流入"だそうです。
小さな日本列島で人類は発生するというのはあり得ず、
ただ、どこから、いつの時代から流入したかは不明です。
氷河時代に入ってきた説が有力で、
樺太、北海道を経由する経路と、
朝鮮半島、中国から入る経路、
あるいは南から入る経路が考えられます。

縄文時代人がいろいろな文化、環境によって
少しずつ違う小進化を遂げた、その結果が
アイヌなのではないかという説が
それなりの正しさがあった、とのことです。
その民族は周辺の民族と比較すると
寒冷適応を遂げていなかったそうですが、
アイヌの祖先もそういった特徴があったそうです。


鶴の一声。それらの点もあって、
人種的にも偏向がある考え方、人種的偏見は、
自然科学の観点、歴史、言語学、
一つの観点から結論を出すのではなく、
色々な観点から包括的に結論を追求すると、
少しでもより正解に近づくことができる、

今一度方法を見直した方が良い、という話でした。


内容が難しいのと忙しかったのもあって
読み終わるのに数か月費やしました...

from nararinn




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