予想以上に深刻な阪神の不振
今日は久々にTVでプロ野球、阪神ー中日戦をじっくり見た。
どちらかといえば、状態の悪いチーム同士の対戦で、その原因を知りたかったからだ。
ゲームの結果は2-9のスコアで阪神の完敗。これで阪神はドローを挟んで4連敗となった。
このゲーム、結果は阪神の大敗だったが、阪神には勝つチャンスが大いにあった。
なぜなら中日先発の朝倉の調子が相当悪かったからだ。
ゲーム序盤の朝倉は、彼の持ち味のひとつ、シュートがことごとく真ん中に集まり、失投の連続だった。
そんな悪い朝倉を、阪神打線は「打ち損じ」の連続で攻略できなかった。
結果、ゲームの流れは中日に傾き、7回の大量失点に繋がった。
7回の失点は、レフト金本のエラー(荒木のフライを落球)があまりに痛かった。
粘りの投球で頑張っていた先発下柳だったが、あのエラーでリズムを完全に失い、井端に死球。
そして森野に痛打された。
金本の落球は、もちろん致命的なエラーだったが、彼の開幕からの好調を考えれば、それだけを責めることは出来ない。心配なのは、彼がその落球の責任から、今後の打撃に影響がでないかということだ。
彼ほどのベテランだから、気持ちの切り替えでクリアするとは思うが...。
このゲームに限っては、ゲーム序盤で中日先発の朝倉を、打ち崩せなかった打線に責任があると思うが、今年の阪神のスタートの不振は、先発投手の不振にある。
やはり野球は、何といっても投手の頑張りが絶対的に重要なのだ。
先のWBCでもそうだったように、投手の頑張りが優勝の一番の要素だった。
打線は水物である。
よい投手にあたれば、いくら好調な打線でも、そうそう打てるものではない。
阪神が今後の立ち直るには、先発投手陣の立て直しが急務だ。
でないと、就任1年目の真弓監督には、悪夢のような1年になるだろう。
まだ9試合を消化しただけだ。立て直しは可能だ。
中日は、何とか連敗をストップしたものの、このチームも相当よくない。
もともと投手王国のチームで、ウッズ、中村が抜けた打線を、筆者は世間がいうほど気にはしていなかった。
マスコミの前では、なかなか本音を言わない落合監督だが、彼も野球は投手力と守備力が重要だということは知っている。
事実、2門の大砲が抜けた打線だが、藤井、野本といった新戦力が頑張って結果を出している。
痛いのは、谷繁の離脱と、実は1、2番(荒木、井端)の不振なのだ。
中日の打線は、1、2番の頑張りによるところが相当大きい。
この2人の出塁のより、足を絡めた攻撃で相手投手のリズムを崩し、少ないチャンスをモノにする。
1番荒木は、現在打率が.250程度。2番井端は1割代の不振に喘いでいる。
このまま1、2番の不振が続くようだと、中日も浮上が困難になる。
いつも予想外の手を打ってくる落合監督のこと、荒木、井端であっても誰かと入れ替えるかも知れない。
しかし美人アナの嫁さんをゲットした井端の不振は深刻だ。
そして「王国」の投手陣も、まだ調子が悪い。
開幕10試合で、10点以上の大量失点での敗戦が3度。これでは王国も何もない。
阪神、中日が頑張らないと、セ・リーグはこのまま巨人がブっち切ってしまうだろう。
広島が今年はかなり頑張るだろうが、巨人と争うまではどうか?
ペナントレースを盛り上げるためにも、阪神、中日にはもう少し頑張ってもらいたい。