『米国・中国・日本の国勢 2021』第4回 工業生産 | 奈良の鹿たち

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『米国中国・日本の国勢 2021』 

4回 

<工業生産>

 

 

「工業は、米国が世界一、次いで日本。中国へは日本が製鉄技術を教えた。」

などといった過去の優越感を持っていませんか?

今や、中国は「ダントツの世界一の工業国」で、日本は「その中国の下請け国」です。

もはやソニーも新日鉄も、中国の前では赤子に過ぎません。

 

 

中国の工業製品の生産高は、米国と日本を合わせた分よりも多いものがあります。

中国のひと昔のイメージ「安かろ悪かろ」から「安かろ良かろ」に変わってきています。

また、世界中から企業が中国の比較的安い労働力と、中国国内需要をねらって生産を本国から移してきています。米国も日本も自国の工業生産の空洞化が顕著になりました。

自動車販売台数は、米国国内の1.5倍、日本国内の5倍です。トヨタもフォルクスワーゲンも中国に生産拠点を移すのも当然でしょう。

さらに次世代自動車EVについても、中国は世界の先頭を走っています。

鉄から自動車、ITに至るまで中国は「世界の工場」になりました。

量的拡大から質的拡大に重点が置かれるようになり、生産管理・品質管理は日米に劣らないものになってきています。そのため、世界中で需要があり市場占有率も非常に高いものが増えてきています。

ただ、国家や軍への従属性が払しょくし 切れず、国際的には今後このことが大きな足かせとなっていくでしょう。

   

 

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次回は 第5回「エネルギー生産」

 

  目次   

  

   「日本経済指標と米国経済指標」  http://www1.odn.ne.jp/keizai/

   「中国経済指標」                           http://www1.odn.ne.jp/china/

 

(担当E)

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