裕次郎灯台、神奈川県立近代美術館葉山館そして一色海岸〜京急葉山女子旅きっぷの旅2 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp



続きです

森戸海岸でランチを終えて、
残る券は、
おみやげ券1枚…

でもここまで来ると券の有る無し関係なく、先に進みたくなります




つぎは、神奈川県立近代美術館葉山館に行くことにしました

三ヶ丘バス停で降ります


森戸海岸から三ヶ丘バス停までの間、海がよく見えるところがあります


バスの中からなので、色が少し変ですが、
遠くに江ノ島、そして手前には裕次郎灯台
このあたりの道は、うねうねして道幅も狭いのですが、パッと家並みが途絶えて西に海が広がる場所があるのです(自分で運転していたら写真撮れないんだけど、バスだと油断してやっぱりいい写真は撮れなかった…)

↓拡大すると
赤い鳥居、裕次郎灯台、江ノ島の三点セットがよく見えます
この裕次郎灯台は、小説家で前東京都知事の石原慎太郎が弟石原裕次郎の三回忌を記念して基金を集めて建設したものです
このあたり、西に開けた風景でとくに夕方はそれはそれは美しい景色になるそうですよ






そんなこんなで、
三ヶ丘バス停で降り、目の前の
神奈川県近代美術館葉山館に入ります



おっと?
あれ、君たち、ここにいたんだー!爆笑


この子たち、実は
イサム・ノグチ作「こけし」なのですが、
一昨年まで、鎌倉鶴岡八幡宮の隣にあった
神奈川県近代美術館鎌倉館の中庭にいたのです

同館はルコルビジェの弟子板倉準三の設計の建物でしたが、老朽化と耐震性の問題のため、
閉館してしまいました

長年、鎌倉で愛されて来た美術館の閉館はとても寂しく、こけしちゃんも号泣していたのでした


その後
鎌倉館は生まれ変わることになりましたお祝い

経緯はこうです↓
「本館の建物は、2016年に神奈川県から鶴岡八幡宮に無償譲渡されました。所有者である鶴岡八幡宮によって、鎌倉の魅力や日本の文化、伝統などを発信する「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として建物を改修し、2019年春の開館を目指していることが2018年1月に発表されています。」



鎌倉館の閉館はとても寂しいものでしたが(鎌倉館の近くには別館もありますが現在改装中)、
鶴岡八幡宮の管理のもと「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」になるのなら、一安心!

…あれ?「鎌倉文華館」って、なんか「大和文華館」を連想しますね…ひょっとして、真似したの?うーん…(笑って許して)


で、あの時、鎌倉館の中庭にいたこの子たちは
今は葉山館の芝生の中庭でのんびり…真顔にやり
…背後には一色海岸の海波がキラキラしています





現在のこちらの美術館の展示は

「国立民族学博物館コレクション 貝の道」展



展覧会の見どころ

① 世界中の民族によって作られたさまざまな貝細工を、美術館の空間で紹介します。多種多様な貝の色、形、大きさと同時に、人びとの手しごとが生み出す豊かなイメージをお楽しみいただけます。 ② アフリカ、アジア、オセアニアなど、世界各地の広域にみられるタカラガイの貝細工の数々をたどり、それぞれの地域、民族による仮面や衣装、彫像などを紹介します。 ③ 葉山の海岸に面した当館ならではの、貝をテーマにしたワークショップや、隣接する葉山しおさい博物館とのコラボ企画を開催します。 国立民族学博物館(外部サイト) 葉山しおさい博物館(外部サイト)



…ということで、撮影🆗でしたので、
細かいことはさておき、写真貼りますね
インパクト大だと思いますよ

入り口でいきなり
神像つきの椅子

顔が長〜い



貝コレクションもたくさん展示されていました



これは法螺貝



その貝を使って作られた様々のモノ

ネックレス系





お面系…ZOZOっとするわよ
上の面を横から見たところ



テーマが貝だからなのか、
貝がふんだんに使われています




貝のカバン、帽子…


貝で正装…


なんともオシャレな…



…すっ飛ばして見たので細かい説明は書けませんが
「貝づくし」(寿司屋か?)…の展示でした


美術館の扱う分野って幅広いんだなあと、(奈良博を基準に)感慨にふけったのでした


残っていたおみやげ券1枚は、ミュージアムショップで使いました

↓ミュージアムショップで、
神奈川県立近代美術館鎌倉館&葉山館のローマ字の表記の入った「トートバッグ」と小さな「色鉛筆セット」に交換しました
このトートバッグは「白地に黒」と「黒地に白」の2種類あり、肩紐が長いので肩からかけられてとても便利なんです!

私は普段このバッグを使っていますが、使い込んで劣化したため、新しいものをゲットしました





ミュージアムショップに寄った後は、そのまま隣のレストランに入りました

オランジュ・ブルー

娘が頼んだナンチャラとかいう?飲み物は、イマイチだったそうですが、
ここは景色が素晴らしいレストランなのです

室内から海が広がっているのが見えます
一番海側が外のテラス席になっているので、
あそこに座れば、海風が当たって気持ち良いとおもいます
日に焼けるけどね…



外に出て、海岸に降りようと思います
↓右手のガラス張りの建物がレストラン…いい景色です




海風に吹かれる…



美術館の敷地内から下に降りる道があります


降りていくと、途中に「飛鳥の酒船石」みたいな
新鋭作家の作品が!






美術館の敷地を出ると、今度は嵯峨野みたいになります
ちょっとだけ、嵯峨野に似てません?

ねえ、そこのお嬢さん…






この嵯峨野みたいな道を下ると…





いきなり





海〜〜〜波波波



海〜〜〜波波波波波




海〜〜〜波波波波波波波(わかったよ)
一色海岸です
向こうの方に見える白壁は
葉山御用邸
です

昔、真子さま、佳子さまが、わんちゃんパグに飛びつかれたのもこの海岸なんですね




足元に打ち寄せる波を面白がって見ていたら
サンダルの足が砂だらけになってしまいました

海の近くに住みながら、子どもの頃から、海のベタベタがニガテです…





酷く暑かった今年の夏も、もうすぐ終わる予感



女の子がいつまでも波と戯れているのを、ずっと見ていました



そろそろ皆さん帰らないと、道が混みますよ…



私たちも、砂を綺麗に取ってから
バスで帰りました


帰りはお得なチケットなどどうでもよくなり、
JRでダイレクトに帰りましたよ(横浜経由なんて考えられん!)






葉山女子旅きっぷ

鎌倉からだと料金的にはトントンな結果ですが、横浜東京から使えばかなりお得だと思います 

男子も使えるから!

もちろん、おじさんもおばさんも使えるし!


…これなら、
「葉山老若男女旅きっぷ」と名称変更したほうがよいとオバサンは思うけど

若いお嬢さんはイヤなんだろうね…






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