先日、ちょっと聞いてみた。
過去のPTAってどうやって次の本部メンバー決めてたん?
すると
過去に選出委員をやった人が。
「大変だった… 」と遠い目をしながら語ってくれた。
まず、過去のPTA時代、我が校では学級委員になった人が、会長から指名で
「あなた選出委員ね、よろしく」って言われててんて。
で、10月か11月くらいに、保護者にお手紙出して。
「来年の本部役員の自薦、他薦問わず用紙に書いて出してください」って言うんやて。
おーまいがー。 (訳oh my god)
すげー。 それなんか生贄みたいやん。
他人の名前書くにも知り合いしか書けないし、自分の名前書くのもしんどいわな。
「そうなのよ…実際、白紙も多いしね。でね、書かれた名前に1件1件電話していくの。来年度本部やりませんか?って。で、断られてはもう一度。断られてはまたトライみたいな。しかも私の時代は『この人とこの人は仲悪いからやめとこう』みたいなのもあったし…」
「電話代もすごかったし、有給使い切ったし、ある時期は1週間の半分はPTA室にこもりっきりやったし….」
すごい… 年度末のノルマ達成に必死な営業マンみたいやん…
てかさ。そもそもメインの仕事が「来年のメンバーを集める」ってのが変じゃね?
しかも11月からでしょ? 任期の半分は次の人見つけるために働くの?変じゃない? アホすぎん?って思ってた。
で、実際今年、運営本部メンバーを集めるにあたって。
形は違えど同じような苦労があった。
「運営本部メンバー募集中!」っていうチラシを配り。
「お茶会します!」っていう案内をし。
「こんなポストがあります!」って説明資料を作り。
果てには「皆が聞きたい!サポーター制度のQ&A」なんつーものまで作って配信、配布した。
そこまでやって、やっと集まった。
しかも個別に私に飛んでくる「やりたいけど… どんな仕事ありますか?」っていう問い合わせにも逐一答え。
「資料読めよ」とも言えず、できるだけ丁寧に対応しようとは思うけど、会長である私に五月雨式に質問来ても正直しんどかった。(20人くらいとチャット状態)
だからタイプは違えど、似たような労力が必要やった。
あー、だから「リクルート(選出)専門部」があったんやなと。
私が今回やった仕事を手間は別として、分散、且つ誰でもできるような仕組みにちゃんとなってた。
いやー、本当に馬鹿にできないPTAの歴史。