道具には触ってはいけない箇所があります 理由は長期大過なく伝えるためです
特に茶杓は 連客様にも回ったり 筒に銘有で肝心の道具であることから、時には筒も
回ってしまったりします
これは正客がヘボイ(連客の技量を計る技量)から起こる現象ですね
体験事例 樂さんで触って見る会次客でしたが両脇は知ったそうにしゃべる作家さん
茶碗の拝見に箱蓋も紫の帛紗の上に 茶碗は正客へ 箱は離れているので細かくは判らない曰く
箱書きは表千家7代如心斎の書付(偽物多し、千家歴代家元TOPと認める方)
ここでは本物間違いなしだから 手にとって見たい一心で。 言ってしまった ”むしろ”箱書を見たい ”むしろ”はここでは大失礼
正客は 一面見て Meへ 当然裏表共見る 3客へ 裏見て返す時花押のあたりを持って・・
すかさず(責任があるので) あ! 字のある処は持ってはいけません みんな聞こえたから
後は安心して回してもらえた
そして独り言 ”茶碗は洗えますが書付は洗えません”
もっと重要なのは茶杓と筒 字を書いてないところも持ってはいけません 以下のノウハウ書参照
ーー画像クリックで読める大きさになりますーー
今回筒は左↓の割筒ただし銘は割蓋内側でしたね
4年前は中央栓筒↓で同淡々斎銘は九重でした
では真の筒は何所を持つの 原則床で帛紗の上に荘りましょう 客は持てません
回すなら (古)帛紗に載せて
次の茶会で使う茶杓は 真の筒 残念な不届き者の現象を確認できます。
普通は行の筒が多いのでその場合の持ち方 を 正しいと思って持った場所が 変色
https://ameblo.jp/naranoa/image-12526082480-14589595879.html
特に 銘の最後 ”し”のところに指紋が これが無ければ博物館行 あるから買えたのだけどね
さて学園前の茶会 軸(詠草)は 結局 都跡で掛けた 懐紙の方になったと思っていますが
懐紙と詠草の違いも知っておきましょう 以下はノウハウ本より
実際に使う軸 懐紙の方
読みは特に4行目は自信ありません 乞う正解
古い和歌を使うメリットは殆ど古典にあるので1/3読めれば調べられますが この詩はまだ
見つけられないです ネットで他作品を見る限り 字はそっくり なので ・・集にはなくこれだけ
かも
茶会を 窯を懸けると言いますが 尾上釜 今回は裏向けに懸けます
前回八窓庵は茶入れが 庭前松 第2テーマが松でした 尾上の松 で尾上が前(本来)
何方かが前後が逆と言ったら 今回のテーマは 高砂 なので こうなりますと 言い返しましょう
今回は全部出ませんが 相生の松も(髙砂と住吉)メイン大道具なので
松づくしもう一度 松に契りをこめて で終わっています 今回は 菊 です
唄い囃せや大黒 一本目には池の松 二本目には庭の松 三本目には下がり松 四本目には志賀の松 五本目には五葉の松 六つ昔は高砂の 尾上の松や 曽根の松 七本目には姫小松 八本目には浜の松 九つ小松を植え並べ 十で豊久能の伊勢の松 この松は芙蓉の松にて なさけ有馬の松ヶ枝に 口説けばなびく相生の松 またいついつの約束を 日をまつ時まつ暮れをまつ 連理の松に契りをこめて 福大黒をみさいな
おまけきれいどころの 舞台
https://www.youtube.com/watch?v=IMXiBpjCT6w
ついでの高砂の松 派生がいかに多いか さらっと読んどいたら自信をもって説明できます
【主な派生歌】
高砂のをのへの松や君がへむ千代のともとはならむとすらむ(藤原俊成)
うき身をも思ひな捨てそ秋の月むかしより見し友ならぬかは(藤原隆房[続後撰])
高砂の松も昔になりぬべしなほ行末は秋の夜の月(*寂蓮[新古今])
いかにせむ鏡のそこにみづはぐむかげもむかしの友ならなくに(鴨長明)
高砂の松をともとて鳴く千鳥きみがやちよのこゑやそふらむ(藤原良経)
高砂の松もかひなし誰をかもあはれ歎きのしる人にせむ(藤原忠定[続拾遺])
冬きては雪の底なる高砂の松を友とぞいとどふりぬる(藤原為家[続拾遺])
友と見しよそのもみぢは散りはててひとりしぐるる高砂のまつ(藤原為家)
みよしのの吉野の宮はふりにけり松も昔の松やすくなき(順徳院)
月だにも老の涙のへだてずはむかしの秋の友とみてまし(一条実経[続拾遺])
子の日せし代代のみゆきのあとふりて松もむかしの春や恋しき(宗尊親王)
知る人と松をもいかがたのむべきうきよをいとふ友ならなくに(〃)
高砂の松を友ともなぐさまで猶妻ごひに鹿ぞ鳴くなる(尊円親王[新拾遺])
風かよふ松もむかしの友とてやおなじ軒端ににほふたち花(飛鳥井雅世)
年こゆる色やはかへむ高砂の松もむかしの沖つしらなみ(正徹)
さきやらぬ花の梢はたかさごの松を友とやつれなかるらむ(直明王[新続古今])
したふなよ松もむかしのとばかりにあだなる花の春の別れは(後柏原天皇)
君が代は雲井はるかに高砂の松もむかしの友づるのこゑ(三条西実隆)
高砂の松をためしも雪のけさいたづらにふる友とやはみむ(木下長嘯子)
最後に 建水で〆ます
いつもの困ったときの 蓮月頼みで 建水に釘彫文字
雰囲気蓮月風を現在の令和な感じで 弟が創作 名も彌榮造(本名)
ただ茶会では使ってはいけない 道具 一番は席主自作 次に身内ですが
世のちりを よそにはらひて ゆく末の ちよをしめたる やとの枩風 蓮月
何度も言いましたが全部しゃべったら1日で終わりません
テーマ内で自分の興味のあることのみ しかし誰でも知ってることをだらだらはいけません





