アカデミー賞の発表があった。

「ハートロッカー」って
いつ頃公開かしらね?

って「アバター」も
まだ見てないけど…

(´∀`)

映画の思い出…

はるか昔のこと。

まだ「シネコン」がなかった。

ある日、
友達と待ち合わせてたんだけど

ちょっと思うところあって
かなり早めに出た(と記憶)。

が、その用事はなくなり
街を歩いてると
映画館が…。

社会派の映画をやってて
そのポスターを見たと思う。

時間もちょうど…っていうか
すぐ始まる時間(だったと記憶)

チケット売り場で

「大人、一枚下さい」

「え?一枚ですか?」と
怪訝そう(だった)

私はそのチケットを持って
走る走る人

チケットを切ってもらうところでも

「あ…よろしいんですか?」と
確かめられた(気がする)

もう!
急いでるんだから
早くしてよね!と

心の中で毒づく私。

で、入る。

あら?
こんな社会派の映画なのに
何でこんなに親子連れが
多いのかしら?

あちこちで
キャッキャッ!と高い声。
ちょっとぉ~
どうなのよプンプン

思いつつ空いてる席に座る私。

時間もギリギリだったので
すぐに暗くなり…

予告編が始まった。


「きゃー、しんちゃんや~」

という子供たちの声。

スクリーンには
クレヨンしんちゃんが…

こんな映画の予告編に
珍しいわね…


もう!
本編始まったら
静かにさせてねっ!


あら…?

予告編長いわね…


・・・・

・・・・


まさか…


15分経っても
20分経っても

スクリーンにはしんちゃんが…

( ̄□ ̄;)!!


はい!
そうです。
私は
「クレヨンしんちゃん」を
上映してる劇場に…

それも定価を払って
行ったのでした。


見事にホントに
わからなかった。

その映画だと信じ込んでるから
確かめない得意げ

チケット見ない!



チケットを買う時の怪訝さは

『だいたい招待券や優待券で、
しかも家族連れが殆どだけど、
アンタはひとりで定価はらって…
クレヨンしんちゃんで
いいのか?』

って意味を込めた

「一枚ですか?」


チケットを切るときは

『アンタ、
クレヨンしんちゃんだけど
ホントに』

「よろしいんですか?」

だった…


主語を言ってくれよ~!

あまりの私の必死さに
言えなかったのかなぁ…。


それに気付いた私は…

あまりのショックに…

途中で出てしまいました。
(ノд<。)゜。


今、思うと…

実写版の映画も出来たり
アニメでも泣ける!って
聞いたりすると

何で最後まで
見なかったんだろう…って
思うけど…

いやぁ、あの時の
ボーゼンとした気持ち…

時々、思い出す…

バカだねぇ…な
若~~~い日の思い出。

(´∀`)

主語はつけましょう!

物事はしっかり
確認しましょう、私。