昨日少しブログに書きましたが、

上野国立博物館で開催されている

「対決 巨匠たちの日本美術」に行ってきました。


絵のことはよくわからないけど、

対決させてしまうやり方とか、展示の仕方とか、

すごく面白かったです。楽しめました。


私が行きたかった理由は、電車の中吊りで

目にしていたこの虎に興味を持ったから。

(えぇ、私虎好きでもあるのです。)


rosetsu


なんか・・こわくないですよね?

かわいくないですか?丸顔だからかなぁ~。

鋭い爪が見えないからかな~。


でも、実物の絵は

こわくはないけいけど想像と違かった!


rosetsu2


実際はこんなに大きく襖に描かれた絵なんですね~。

この絵の巨匠(?)は長沢芦雪です。


で、実際見ると対する円山応挙のこっちの絵の

ほうが私好みだったりして。

この虎の毛がものすごく繊細に描かれていて

本物のようでした。


oukyo


こちらも憎めないお顔です。
(昔の虎の目は半月形が多いんですかね・・)

巨匠たちは、実際の虎を見たことがなくて

想像で描いているのだそうです。すごいです。

そう考えると、彼らの絵や動物に対する想いが

絵に表われているような気がしました。


もちろんこの作品以外にも楽しめる素晴らしい

作品がたくさんありました。

私は池大雅という巨匠の絵が好きだな~、と

思い興味を持ちました。



絵というのは、もちろん個性の出る作品だけど

お国柄が表れるような気がします。

食べるもの、目にするもの、生活環境によって

描かれる絵も違ってくると思うんです。


表情が険しかったり、派手な色使いのものもあるけれど

今回、日本の巨匠たちの作品ばかりだったので

やはり、繊細でソフトな絵(う~ん、床の間に飾れる絵、と

いうのかな?)が多かったような気がしました。


興味のある方、是非こちらのHP見てみてください。

ヴァーチャル美術館のHPは面白いです。

http://www.diam.co.jp/special/kokka/jp/index.html

http://www.asahi.com/kokka/masterpiece/index.html