1位 ミヒャエル・ハネケ
ミヒャエル・ハネケ監督のベストムービーは、
10. ミケランジェロ・アントニオーニ「太陽はひとりぼっち」
9. ロベルト・ロッセリーニ「ドイツ零年」
8. ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」
7. アレフレッド・ヒッチコック「サイコ」
6. チャールズ・チャップリン「黄金狂時代」
5. ルイス・ブニュエル「皆殺しの天使」
4. パオロ・パゾリーニ「ソドムの市」
3. アンドレイ・タルコフスキー「鏡」
2. ロベール・ブレッソン「湖のランスロ」
1. ロベール・ブレッソン「バルタザールどこへ行く」
ハネケ監督はイングマール・ペルイマン監督作品の影響を受けていると思っていたのだが、ベストムービーにピックアップされていないので影響は受けてないのかな・・・。ハネケ監督作品の入門編は『愛、アムール』です。鑑賞されていない方は、是非観てください。
2位 吉田恵輔
現在の日本映画で一番好きな監督です。観客に媚びない演出が大変良いです。
3位 デヴィッド・フィンチャー
デヴィッド・フィンチャー監督のオールタイムベスト作品は、
●明日に向かって撃て(ジョージ・ロイ・ヒル)
●チャイナタウン(ロマン・ポランスキー)
●博士の異常な愛情(スタンリー・キューブリック)
●ゴッド・ファーザーPARTⅡ(フランシス・フォード・コッポラ)
●タクシードライバー(マーティン・スコセッシ)
●チャンス(ハル・アシュビー)
●オール・ザット・ジャズ(ボブ・フォッシー)
●エイリアン(リドリー・スコット)
●裏窓(アルフレッド・ヒッチコック)
●カメレオンマン(ウディ・アレン)
5位 パク・チャヌク
韓国映画で一番好きな監督です。映像美が半端ないです。最近の『お嬢さん』は江戸川乱歩色が強い傑作です。
6位 イ・チャンドン
『シークレット・サンシャイン』『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』『ポエトリーアグネスの詩』、卓越した人間ドラマでイ・チャンドン監督の右に出るものはいない。イ・チャンドン監督の8年ぶりの新作が村上春樹氏原作『バーニング』だ。イ・チャンドン監督がサスペンス映画を演出する印象が皆無だったので、『バーニング』の仕上がりが大変楽しみである。
7位 アリ・アスター
最新作『ヘリディタリー/継承』が最高です。ジャンルはホラー映画なのだが、家族の崩壊してゆく過程を丁寧に描いているので人間ドラマと言って良い作品です。又、『エクソシスト』『ローズマリーの赤ちゃん』『普通の人々』『雨月物語』『鬼婆』等の映画のオマージュ的要素もあるので大変観応えのある作品です。アスター監督は、すでに2作目を撮影を終えていて、どうもベルイマンの故郷スウェーデンが舞台らしい。芸術映画をホラーの枠組みで作るようだ。アスター監督の今後に大いに期待したい。
注)2014年4月の☆★私の好きな外国映画監督&日本映画監督★☆のランキングを変更しました。