『６４ ロクヨン』
今期春ドラマで一番はまっている作品。原作者の横山秀夫氏が元群馬県の地方新聞、上毛新聞記者在職中に起こった戦後唯一の誘拐未解決事件がモデルとのこと。その為リアリティ溢れる骨太な作品に仕上がっている。主人公を演じるのはピエール瀧。
『悪人』では怒鳴り声をまき散らすチンピラ役を好演。今回は記者クラブと警察幹部に挟まれ、葛藤する元刑事であり広報官役。ドラマ予告を観たときから期待していた作品だが、期待以上の仕上がりに驚いている。ＮＨＫドラマで『ハゲタカ』にハマって以来の興奮度である。この『６４ ロクヨン』は、年内に映画も前篇後編で上映されるらしい。映画版では主人公は佐藤浩市が演じるとのこと。映画版の監督、脚本、音楽もドラマ版と異なるようだ。ドラマ版は演出、脚本、音楽が三位一体のクオリティ高い作品に仕上がっているので、映画版はドラマ版と比べられること間違いなしである。
『Dr倫太郎』
精神科のドクターが様々な患者と関わってゆくストーリー。精神科であればもっとシリアスな展開になると思うのだが、蒼井優演じる女性との恋愛をクローズアップしているせいか人間ドラマというよりは恋愛ドラマの印象。私的に男性を翻弄する妖艶な女性を演じる蒼井優に注目。やはり蒼井優は演技が上手い。今後も蒼井優に様々な悪女を演じてほしい。
『恋愛時代』
大好きな作家であり、脚本家である野沢尚氏の原作ドラマ。期待通りの良作。このドラマで驚いたのは、比嘉愛未の演技力。上手いね。
『ボクの妻と結婚してください』
私の大好きなウッチャン主演、５月１０日スタートのＢＳドラマ。大変期待している作品。