『サンセット大通り』は大変好きな作品だ。初めて鑑賞したときの衝撃は忘れられない。特に狂気のラストシーンは必見。ハリウッドの落ちぶれた大女優が警察に捕まるくだりである。大女優は警察や新聞記者に囲まれているのにも関わらず、精神が崩壊しているが故に映画スタッフに囲まれて映画撮影が始まるのだと思い込み、演技を始める。このラストシーンは後世に残る名シーンだ。
この『サンセット大通り』のハリウッドの上映会で試写が終わった時、MGMの共同創始者の一人であるルイス・B・メイヤーが『こんな映画はハリウッドの洗濯物に出した汚い下着を見せて汚いぞと言うのと同じで下品すぎる!ハリウッドに対しての冒涜だ!!』と立ち上がって言ったという
その瞬間、ビリー・ワイルダー監督はメイヤーを指差し『FUCK YOU』と応戦。
上記以外の今作品の裏話満載、町山智浩氏のwowow映画塾【12月】も必見ですぞ。
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