$茶粥の映画日記


製作年度:1973年
上映時間:100分
監督:深作欣二
原作:飯干晃一
脚本:笠原和夫
音楽:津島利章
出演:菅原文太、千葉真一、梶芽衣子、山城新伍、成田三樹夫、室田日出男、川谷拓三 、金子信雄、小池朝雄、北大路欣也


あらすじ:昭和27年、広島。一時休戦していた博徒の村岡組とテキ屋の大友連合会だったが、ここへきて再び抗争が勃発していた。博奕のトラブルから刑務所に入った山中は、3年後、仮出所早々、大友連合会の連中に袋叩きに遭う。それがもとで、山中はライバル組織の村岡組の組員となった……。



『仁義なき戦い』と同じく、今作品も強烈な個性を持った登場人物が幾人かいました。

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先ず筆頭に挙げたい人物は、千葉真一が演じた大友勝利である。裏表が無く、天下を取るべく鉄砲玉のように突っ走る姿は、ギラギラしていて一番人間臭く描かれていた。

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そして、北大路欣也氏演じる山中の恋女房を演じた梶芽衣子。貫禄があって、尚且つ美しい。姉さんを演じたら右に出る女優はいないのではないでしょうか・・・。

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そして、私のお気に入りの人物であるのだが、成田三樹夫氏が演じた松永弘。成田氏の眉間にしわを寄せた鋭い眼光にメロメロになってしまいました。深作欣二監督は『男』を撮るのが本当に上手いですね。




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