$茶粥の映画日記


原題:UNE FEMME EST UNE FEMME/A WOMAN IS A WOMAN
製作年度:1961年
上映時間:84分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ 、ジャンヌ・モロー

 
 
あらすじ:子供を欲しがらない夫を慌てさせようと、妻はボーイフレンドと関係を持ったかのように信じ込ませたが……。ジャン=リュック・ゴダールによるコメディ劇。


私は、フランスのコメディ映画や難解なゴダール作品は苦手である。がしかし、この作品はコメディ要素たっぷりでありながら、ウィットに富んだ会話、色彩豊かな衣装やセット等でゴダールの世界観に気持ちよく酔わせてくれた。内容なのだが、いたってシンプル。夫婦の痴話げんかに終始していながら、ゴダールの恋愛哲学が込められているので、観応えがあった。とわいえ、この作品上の夫婦は、ゴダールとアンナ・カリーナであり、二人の実生活が反映されていたのではないだろうか・・・。そう考えると、この作品はドキュメンタリーなのかもしれない。






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