ユーミンの『真夏の夜の夢』が現在放映中の『書店員ミチルの身の上話』で使われている。この曲はユーミンが歌っているものが流れるわけではない。高良健吾演じる竹井が好んで聴いている曲なのだ。竹井は、幼馴染のミチル(戸田恵梨香)が持っている大金(宝くじで当たった2億円)に近づく者を次々と殺していくシリアルキラーと化す怖い役どころ。『真夏の夜の夢』は小学生の竹井がミチルの前で歌った声をカセットテープに録っていて、恐怖を煽る効果音として使われている。
竹井の正体がわかる所で、竹井が幼少の頃に歌っている『真夏の夜の夢』流れるのだが、これが竹井の異常性と上手く合致していて作り手側の選曲が上手いと感じた。原作の小説を読むと『真夏の夜の夢』と『愛しさとせつなさと心強さと』だったんだけど、『愛しさと~』はドラマでは使用されていない。
シナリオを書く上で、音楽の選曲って本当に難しい。
シナリオの課題で話の展開に合わせて音楽を選曲する時は、本当に悩みます。
『書店員ミチルの身の上話』で音楽の選曲の重要性を再確認できました。
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