⑭ いよいよ入院(一日目)
始まりから115日目。体調に留意していたおかげで、病気もケガもせず無事にこの日を迎えられた。病院は6回目。
病院にてコーディネーターMさんと待ち合わせ。張り切りすぎて、待ち合わせ時刻より一時間早く病院に到着。コーヒーを飲んで時間を潰し、Mさんと合流。前に直接もらえることになった交通費と5000円の支度金を受け取る。入院手続きをしていただき、その階までエレベーターで移動し病室へと案内される。おっ!個室!入院の説明時は相部屋と思っていたのだが、これはVIP待遇♪めちゃテンション上がる!負担していただく患者さんには申し訳ないけれど、これで3泊4日、気兼ねなく過ごせそうだ。Mさんは少しお話しをした後、また明日の採取後に来られるとのことで今日のところはお帰り。
本日の担当の看護師は、若い男性看護師。入院者識別のリストバンドが左手首に取り付けられ、病室の使い方、今回の入院についての一通りの流れの説明を受ける。採血、血圧測定の後、身長、体重まで測定。足の太さも測る。これは手術中、全身麻酔で同じ体勢が続くため、エコノミークラス症候群になっていないか判別出来るように測定が必要らしい。紙おむつが必要で院内の売店に買いに行く。12時に昼食が運ばれてくるが味はあまり口に合わず…。でも完食。
その後、薬剤師、麻酔科医、担当の看護師が入れ替わり立ち替わり訪れて、数々の説明を受ける。血液内科の先生も来られて、細かい説明をあらためて受け、またまた同意書!万一、自己血でも不足した場合に備え、他人の血を輸血してよいかの同意書!この期に及んでまた同意書!そしてまたもやいろんな感染リスクのある悪魔の同意書…。まあそうなることはほぼないとのことなので仕方なくサイン…。

入院初日はまだ体も元気だし、基本的には暇。デイルーム、売店と院内を散策。昼食、夕食も少なめで、夜は21時以降絶食、0時以降は水すら飲めないのでプラスで弁当やらスイーツなど食べまくる。明日は朝昼食も抜きだし、術後の状況によっては夕食も食べられないかも。夕方に浴室が使えるとのことで、シャワーを浴びる。ここで行かないと入院中は入浴できないらしいので絶対行く!シフト制なのだろう夜から担当は女性看護師に変わり、就寝前に飲むように言われている下剤を渡される。翌朝、便が出ないと浣腸されるので、なんとしてもそれは回避したいところだ。いよいよ明日の朝は手術で骨髄採取!
次回、⑮ “入院(二日目)骨髄採取手術”へ続く

