だいぶ暑くなってきました。

高齢社会になってくるとがんだけでなく多くの疾患で最期をむかえることになります。

心不全、呼吸不全、脳卒中、神経疾患などがあります。

どこまで積極的な治療をするか、延命治療をするか、というのは難しい問題です。

手術をせずに自宅で生活をしたいという方も多くなってきています。

そのような場合でも、患者さんが快適に生活できるような支援をさせていただかなければなりません。

それが、非がん疾患での緩和ケアです。

日本ではまだまだ議論が遅れている領域になっています。

そこで米国での現状をいろいろな科の先生や看護師さんなど一緒に勉強しようという企画を考えました。



米国ネバダ大学医学部 呼吸器内科/集中治療医学教室の重光 秀信先生

1週間のコースでの教育プログラムをお願いしております。

主には、米国における集中治療の現状と急性期医療における終末期医療についてです。

6月21日(火曜日)は奈良医大厳橿会館で18時より第48回奈良麻酔集中治療セミナー

6月24日(金曜日)はAP大阪梅田茶屋町 Hルームで、19時よりUpdate seminar in Anesthesiology and Critical Care vol.3

を開催させてもらいます。

間の日程で、集中治療部、緩和ケアセンター、学生さんなどとのグループレクチャー&ワークショップを企画しています。


新しい風を吹かせていただけるのを期待しています。










では、よろしくお願いします。

<麻酔科 川口>