今回は奈良で語り継がれている采女伝説と、謡曲『采女』をまとめてみました。


<エピソード1>
天皇に愛された一人の采女がいました。

しかし天皇の愛情が次第に遠のいていきます(涙)
このことを苦に、采女は池に身を投げてしまいます。


采女神社は猿沢の池のほとりの場所。
この采女の霊を慰めるために建てられたお社です。


神社の社は鳥居から反対を向いて建っています。
元々は社は180度回転した形でした。
しかし采女が身を投じた池を見るに忍びない、そう思ったのかこの社は建立後一夜にして反対を向いてしまったと伝わります。



<エピソード2:謡曲『采女』>
諸国一見の旅僧が
奈良春日明神に参詣すると
一人の里女が来て、当社の由来を語り、
なお僧を誘って猿沢の池へ行き、
の寵愛をうけた采女が
帝の御心変わりをうらんで、(←心変わりって)
この池に入水した事を語り、(←死なんでも)
自分はその幽霊であるといって、池の中に入る。

僧は入り池の辺で読経回向していると、
采女が現れて、成仏を喜び、
采女についての逸話を語り、
歌舞を奏して再び池に消えた、
という大和物語の筋である。


この2つを見比べてみると、

①郡山が全く出てこない。

②天皇さんの愛情の問題。

③謡曲に至っては、神社が出てこない。

などなど不思議なことがあります。


でも、結局は悲恋の物語です。

できたら、浅見光彦シリーズにしてほしいな。

もちろんフジテレビ版でお願いしますね。