中将姫の極楽往生を再現する「練供養会式　中将姫ご縁日」が當麻寺で行われます！

令和6年4月14日（日）に、當麻寺（たいまでら）の春の大祭で、中将姫の現身往生を再現する「練供養会式　中将姫ご縁日(ねりくようえしき　ちゅうじょうひめごえんにち) 」が行われます。

※中将姫(ちゅうじょうひめ)とは・・・

当麻寺に伝わる当麻曼荼羅を織ったとされる、日本の伝説上の人物。平安時代の長和・寛仁の頃より世間に広まり、様々な戯曲の題材となった。

※練供養（ねりくよう）とは・・・

寺院の法会で、来迎(らいごう)する諸菩薩に仮装して練り歩く仏事。

観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導く儀式です。およそ1000年の伝統を持つこの行事は、日本における「練供養（ねりくよう）」の発祥で、境内には数多くの参詣者が訪れます。それに先立ち、中之坊にて午後1時から、伝統の節回しによる拝礼式「當麻曼荼羅絵解き」と「写仏会」が行われます。

元々は毎年5月14日に行われていたのですが、今では中将姫の本来の命日に合わせ4月14日に変更されています。４年ぶりに露店も出てにぎやかに行われるよう、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか！

練供養会式　中将姫ご縁日

(ねりくようえしき　ちゅうしょうひめごえんにち)

[開催日]

2024年4月14日（日）

16:00～　練供養（ねりくよう）

[開催場所]

當麻寺（たいまでら）

（住所）〒639-0276　葛城市當麻1263

[料金]

中之坊拝観（春季展含む）　一般500円　小学生250円

伽藍拝観　一般600円　小学生300円