卑弥呼の墓とも言われている最古級の前方後円墳。
昼は人が造り、夜は神が造ったと言い伝えもあります。
「古事記」や「日本書記」には、倭迹迹日百襲姫命
(やまとととひももそひめのみこと)という第7代孝霊天皇の皇女が埋葬されてるとされています。
卑弥呼の墓ではないかと言われてるのには、いくつかあります。
・この古墳の後円部の直径が『魏志倭人伝』にある卑弥呼の円墳の直径「百余歩」にほぼ一致すること
・この古墳は円墳ではないが、円部にある段構造が前方部で消失することから、前方部が後世に付け加えられた可能性があること
・この古墳の築造年代を卑弥呼の没年(248年頃)に近い3世紀の中頃から後半とみる説があり大規模な古墳の中では、全国でももっとも早い時期に築造されたものであること
また、邪馬台国のことは別の記事で色々書きたいと思います。
2013年2月20日に、研究者による初の立ち入り調査が行われたが、墳丘のすそを一周する程度で発掘や測量は許可されなかった。
それで何が分かるのかと思うところだが、弥生時代末の土器片や地表のふき石を観察して色々分かることがあったそうです。
とにかく最古級の前方後円墳であるのは確かで見て損はないと思うので、ぜひ訪れてほしい古墳のひとつです
古墳の後方には神山の三輪山が見えて、とても壮大な風景です。
・大神神社(おおみわじんじゃ)
箸墓古墳(はしはかこふん)
(住所)奈良県桜井市箸中
駐車場 なし
ですが、古墳近くの、花屋さんの隣に観光者用に無料で駐車させてくれる駐車場があります。
三輪そうめん山本の従業員の駐車場の隣です。
看板があるので分かると思います。夕方くらいまでです。
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