先日、奈良のお客様が神戸に来てくださいました。
年に2回奈良に行ってsmafolkを買ってくださっていたけど、こないだ行ったら全然違う店になってたそうで。
ネットでsmafolkを調べたら、神戸にもあると知って来てくださったとのこと。
そして私のこともなんとなく覚えててくださって、お姉さん奈良にいましたよね?と。
お姉さんて呼ばれるには微妙な年ですが。
面と向かっておばさんて呼ぶ人もそんないませんね!!
奈良のお店はほんま、バタバタと閉めたので。
周知がいまひとつで、たくさんの方に聞かれたりしました。
すみません。
あのときの私たちはほんまに気が動転してました。
うわあああ!て。
私も奈良の盟友に会いたいですが、どうしても正浩のこと思い出してしまうから、お互い言い出せません。
多分盟友も同じ気持ちやと思います。
あのとき2人で抱き合って大泣きして、お互いの太めの体を支え合うように葬儀に行き、2人で手をつないで正浩を見送りました。
最近お花屋として再始動した盟友。
なかなか動けなかった気持ちが、痛いほどわかります。
応援しに駆けつけたいのに、どうしても奈良に行くことができませんでした。
奈良に行けば会えるような気がして。
会えない現実にまた打ちのめされそうで。
遠く神戸から、がんばれー!と気持ちを送りました。
いつかもっと悲しみが癒えたら、飲みにでも行きたいものです。
今行ったら、2人ともまた大泣きだ。
奈良のお店、私の大好きな場所でした。
雨漏りしようと、儲からなかろうと、私がどこに行こうと、せっせと通った場所。
こんなに辛い思い出になるなんて、あの頃の私たちには微塵も思わなかったなー。
だけど、出会わなければよかったのかと聞かれるとそれは絶対違うなあ。
正浩という人間の不思議な暖かさを思い出すたび、やっぱり泣けてきますね。
毎回泣いて終わってる気がする。
とにかく。
奈良のお店はもうありませんねやわ!
誰にキレてるんだか…