元首相の国葬の是非が問われていますね。

私は元首相の功罪については、ちょっと判断つきかねています。
普段から参考にさせていただいている馬渕睦夫元ウクライナ大使は、概ね肯定的な評価をされていますが、もうひとりマドモアゼル愛先生は否定的な評価をされているように思います。

私もどちらかというと今は否定的です。
元首相の在任期間中、我々国民の生活はますます疲弊したように感じるからです。
ただ評価については、まだこれからですね。
元首相についてはいろんな話があり、正直なところ今はよくわからないです。

国葬については、個人的には今はどちらでもいいです。


あの日、7月8日の昼過ぎ、忘れ物があり自宅に取りに帰ると、母親から大和西大寺駅における事件を聞きました。そして犯人が「元自衛官」だとも教えてもらいました。

現役ならまだしも、元自衛官って何でこんなに早く報道されているのか、とまず最初にそのことに疑問を感じました。(あの事件については他にも不可解なことが多くあり、いろんな方が様々な考察をされていますが、私も元自衛官一人による単独事件とは考えていません。ありえません。)


そして思い出したのが、「リー・ハーヴェイ・オズワルド」という名前。
1963年11月22日、ダラスにおいてケネディ大統領を暗殺したと言われる米国の「元海兵隊員」でした。

オズワルドは逮捕直後、「自分は嵌められた」などと主張していたようですが、11月24日にはジャック・ルビーによってダラス警察の地下駐車場で銃殺されてしまいました。

私は学生時代、たまたまダラス事件の書籍を読む機会があって興味を持ち、自分なりに調べましたが、この事件もどう考えてもオズワルドの単独犯行ではありません。

今では米国でも、多くの人々にそのように認識されていると思います。
実際、2003年のギャラップ世論調査では75%の人々がウォーレン委員会の調査結果(単独説)を信じていないようです。

この事件に関する機密文書はトランプ大統領により公開が承認されましたが、国家安全保障上の理由からいまだ肝心な部分が非公開とされ、昨年10月23日にはバイデン大統領により2022年12月15日までさらに全面公開の延期が発表されました。

事件から60年近くを経ようとしているのに、いまだに全面公開されないのは、当然オズワルドの単独事件ではないからでしょう。

さて、ダラス事件の真相はどこにあるのでしょうか。
最近では、とどめを刺したのはケネディ大統領の一番近くにいた人なんてトンデモ論もありますが、映像を観るとそういう風にも見えてしまいます。

ケネディ大統領とマリリン・モンローなどとの関係もあり、夫婦仲はかなり悪かったようですからどうなんでしょうね。

今年の12月15日、本当に機密文書が全面公開されるのだろうか。
その文書は果たして改竄されていないのだろうか。

なかなか歴史の本当の真相というものは、わからないものですね。