雨の平城宮跡を歩きました。
彼方の若草山にかかっています。
朱雀大路は水びたし。
当時の官人たちは、雨の日ってどうしてたんでしょうかね。傘的なモノとかあったのかな?
簔を羽織っていただけだったのかな。などと思いつつ、平城宮いざない館へ。
ちょっと寒かったです。
※ ※ ※
この日は、奈良時代を祝うイベント『平城(なら)のとよほき』の二日目もかいさいされていました。また、今年は、平城宮跡歴史公園開園5周年記念でもありました。
そして記念イベントの一つであったウォークガイド「平城宮跡 ディープなウォーク」に参加したのでした。
出発は10時。予定していた近鉄大和西大寺駅南口発の ぐるっとバスに乗り遅れ、徒歩で向かったので(正確には徒歩で向かって、秋篠川などで撮影タイムに突入したりして…)、割と時間はギリギリでした。
この日のコースは、 平城宮いざない館 ⇒ 遣唐使船 ⇒ 朱雀門 ⇒ 大極門 ⇒ 第一次大極殿 。
※ ※ ※
遣唐使船
遣唐使船一隻の乗員は120~150人。
多くは水夫だったそう。そりゃそうか。
五島といえば、朝ドラ「舞い上がれ!」今週で終わりですねェ。
遣唐使船はここから無事に「渡り切れ!」ですね。
当時の五島のひとも「およ!」って言っていたのでしょうか。
※ ※ ※
朱雀門
入母屋二層構造の屋根。二階建てにみえる一階建てなのです。
朱雀門をくぐり、近鉄奈良線の踏切を渡り、大極殿院へ。正面の中央区朝堂院エリアは水だまりだらけなので、迂回しました。
※ ※ ※
大極門
昨年2022年に落成した最新の想定復元建物です。朱雀門と同じく入母屋二層構造の建物で朱雀門より一回り小さいサイズです。
朱雀門は、平城宮の正門。大極門は宮内の大極殿院の正門です。
その隣では、東楼の復元が進められています。
でも、あいにくの天気だったので、展望は残念でした。
中は…これからのようです。
鉄骨一杯な光景だけでも自分は満足(^0^)
大極殿はくぐらず、復元事業情報館で少し休憩。
※ ※ ※
第一次大極殿
天皇の即位式や、外国からの使節との面会などの際に利用された、平城宮最大の宮殿です。
奈良時代中期に恭仁京に遷都した際に移築され、その後は山城国の国分寺金堂になったそう。
ほぼ部材の組み合わせで建設されているため、解体、再組み立てが可能なのですねェ。
ガイドウォークは大極殿で終了。現地解散となりました。
大極殿の近くにバス停があるけど本数少ないし、いざない館に戻るにはちょっこし頑張って歩かないとだし。ここで解散か~という感じでした。
自分は最初から、解散後に第二次大極殿~東区朝堂院の桜を見に行こうと思っていたので、問題なしでしたけどね。
ウォークガイドに参加でもしないと、雨の日はおでかけしないので、それなりに楽しかったです。
おしまい。