平城宮跡ガイドウォーク①復元遣唐使船(2018.10.21) | ナラんちゅレインボーパパのゴーリキ招来!

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下手の横好きを地で行くデジカメ画像メインの、お出かけ日記です。

今年の「みつきうまし祭り~平城京天平祭」のイベントの一つ、平城宮跡ガイドウォークに参加しました。

平城宮跡は、自宅から徒歩圏内?ということもあり、わりと訪れていますが、改めてガイドさんのお話を聞くと初めて聞くことも、思い出すこともあり、勉強になりました。

…といいつつ、メモを取ったわけでなし、刻々と着々と記憶が薄れていくのであります(;^_^A

 

最初に向かったのは、復元遣唐使船です。

久しぶりに乗船しました。

お話で印象的だったのは、当時は造船技術も航海技術も未熟だったということ。

●船底が平らだったので、安定感がなかった。

●甲板もすき間があり、風雨の際には船室にも浸水したとか。

●帆も木製で、操作性が悪かった

●凪の時は水夫が船外の板の上で櫓を漕いでいた。波にさらわれることもしばしば。そのため、船員にはあらかじめ交代要員も組み込まれていいたそう。

●唐へは正月の儀式に間に合うよう着かねばならなかった。そのため海路・陸路の旅程を考えると、台風シーズンに船出することに。結果、難破する確率が高った。唐の最新の文化を習得するのも命がけ。

例:帰路、同じ船団で阿倍仲麻呂と鑑真和上が日本に向かったが、日本に着いたのは鑑真さんが乗っていた船だけだった。

逆光ですねェ(;^_^A

 

次は、平城宮いざない館に向かいました( → こちら)。

 

つづく。

 

この日のお出かけルートは、「行ったり来たりの奈良めぐり(2018.10.21)」をご覧ください( → こちら