1/24より奈良県明日香村の飛鳥資料館で開催される冬期企画展 「飛鳥の考古学2016 飛鳥むかしむかし 早川和子原画展」のチラシです。
本展覧会の中心となるのは、朝日新聞奈良版の連載「飛鳥むかしむかし」の挿絵に使われたイラスト原画です。この連載は、2013年4月から2016年3月までの約3年間、116回にわたって続きました。「飛鳥むかしむかし」は、飛鳥・藤原を舞台に繰り広げられた日本国誕生の歴史を研究者が多角的に解説したもので、挿絵のイラストは復元画家の早川和子さんによって描かれました。
早川さんの復元イラストは、単なる想像図ではありません。執筆担当者と早川さんが何度も打ち合わせを重ね、発掘調査の成果や出土遺物、文献資料などから可能な限り復元の根拠を探し出し、それを絵に盛りこみました。もちろん構図やシチュエーション、人々の表情や動作には、早川さんの遊び心が満ちあふれ、そのイラストからは、人々の笑い声や、飛鳥に吹きわたる風の音まで聞こえてきそうです。
展示では、「飛鳥むかしむかし」に掲載されたイラストのカラー原画と、新たに描かれたイラストを多数ご覧いただけます。この冬は、飛鳥資料館で、早川和子さんの復元画の世界をお楽しみください。
(チラシより)
詳しくは、飛鳥資料館HPでご確認下さい( → こちら)
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先日ご紹介した『飛鳥むかしむかし』の誕生編に続き、「国づくり編」も発売になっていました。
展覧会では、この『飛鳥むかしむかし』の挿絵の全ての展示ではないそうですが、展覧会図録にはすべての作品をカラーで掲載されているそうです。
画家の早川さんの経歴に、アニメスタジオ・マッドハウスの動画をご担当なさっていたというところが、アニメファンでもある自分にはツボでした。
挿絵ともども連載を愛読していたこともあり、都合つけてこれは行きます!