本日は、津田沼連合町会と津田沼まちづくり会議の監査業務に従事。連合町会といえば、袖ケ浦連合町会の「まちづくり要望」が一定の成果を得たことをお知らせ致します。

袖ケ浦連合町会は菊田川1号放流ゲート問題に取り組み、「まちづくり要望」として運動公園内にある放流ゲート付近にコンクリート擁壁を設置することを市に要望してきました。袖ケ浦5丁目の自主防災会が主体で、6年間にわたり調査研究を続けてこられました。

◆高潮・津波対策として「三河川」の水門設置が求められる

本質的には菊田川河口水門の設置が求められていますが、県の事業でまだ構想段階。その進捗状況を勘案しながら、高潮・津波の防御対策として擁壁の設置を主張してきました。

こうした要望を受けて、私は昨年12月議会で防災対策として「三河川の水門について」質問しました。そのなかで、「県において水門設置の優先順位が高いとはいえず、事業が見通せない状況において、何らかの対策が必要ではないか」と主張しました。

◆暫定対策として大型土嚢を設置し3年間の経過をみる

 




自主防災会の長年の努力の結果、3月22日に暫定対策としてゲート周辺に「大型土嚢」が設置されました。私の質問が一つの契機となりましたが、これは4丁目、6丁目を含めて自主防災会が継続的に行政と協議の場を設けてきたためです。町会の地域力の一つの証左といえるでしょう。

水門の動向を視野に入れながら、擁壁設置については3年間、双方で検討・協議を行っていく方針です。