まだ記憶に新しい和歌山県那智勝浦町 色川富士見峠から322.9キロ離れた日本一遠い富士山撮影地から14年ぶりの撮影成功から3ヶ月!

再び、最遠望富士撮影の機会が訪れました。
もともと、和歌山からの富士山は、大気と海水温度が等しくなる秋に見えると言われており、今回は見える条件の確認と色川富士見峠から「2度撮影に成功した人は居ない」と言う記録を達成する為にチャレンジしました。
 
そして、10月8日早朝に再び、322.9km彼方の富士山の撮影に成功しました。
今回の撮影成功でほぼ、和歌山からの富士山が見えるデータ条件は確立され、次回は更なる鮮明富士の撮影を目指したいと思います。


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6月28日撮影の富士山と比べると、バックがオレンジ色に焼けています。
これは、太陽の位置が離れているために赤味が薄くなるものと思われます。
これから冬至に近づくにつれ、太陽は更に離れますので、色味は更に薄くなると思います。
また、大気と海水温度差も大きくなる為、低空にガス(霧)が発生しやすくなり、富士山も見え辛くなります。
出来れば難易度は高いですが、冬の和歌山から富士山撮影にも、チャレンジしようと思います。




話はかわりますが、隣には関西テレビさんも撮影に来られていました。
こちらは気象予報士の片平くんが「65%くらいの確立で和歌山から富士山が見えるかも?」と予想されたそうです。(あっぱれです!)

ちなみに、この場所からのTVカメラの撮影は初&最遠望記録です。
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2015年9月29日 十三峠から明石海峡大橋とコスモタワーの後ろへ沈む夕日の撮影に成功しました。
雲一つ無い最高条件での撮影です。
正確な場所は十三峠から北(生駒山方向)へ500m移動した所です。

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動画です↓                                              


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2015年9月27日と28日、半日違いで同じ場所から、明石海峡大橋へ沈む夕日(27日夕)とスーパームーン(28日朝)を撮影しました。
撮影場所は信貴生駒スカイラインの立石越付近です。

肉眼では殆ど見えませんでしたが、パソコンで画像解析をすると写っていました!
激コントラスト調整をしたとはいえ、奈良から明石海峡大橋と満月が超望遠レンズ内に収まったのは初めてです。
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明石側主塔へと沈むスーパームーンです(9月28日朝)
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淡路側主塔へと沈む夕日(27日夕方)
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どちらも完璧とは言えませんが、両方カメラに写ったのは奇跡です!
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                                                         ↑ カシミール3D
2015年9月14日 奈良県天理市 龍王山から78キロ彼方の明石海峡大橋の後ろに沈む夕日です。

思えば 私の遠望撮影の原点の地であり 関西から富士山撮影の基礎はこの場所で培われたと言っても過言ではありません。

よく奈良からの富士山と明石海峡大橋の撮影は どちらが難しいですか?
と聞かれますが 太陽を重ねた撮影に関しては全く同じ条件で見えます。
太陽を重ねずに普通に撮影する場合でも 少し富士山の方が見えにくい程度です。

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                                                ↑画面クリックで動画サイトへ移動
反射望遠レンズ1000mmの大迫力映像です。
橋の上を走る車や海上の船の動きが面白いです。

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今シーズンの奈良県内陸部から見られる 明石海峡大橋の夕日撮影は龍王山が最終ですが これから奈良/大阪県境の生駒山系や大阪中心部の高層ビル(あべのハルカスなど)から明石海峡大橋へ沈む夕日が見られます。

主な撮影場所

十三峠 9月27日/28日/10月1日(真後ろ)

あべのハルカス展望台 10月1日(真後ろ)/5日(淡路側主塔は小豆島の島影で少ししか見えません)

生駒山山頂 10月6日/7日/(10日の淡路側主塔は小豆島の島影でシュルエットになりません)

今年の奈良から五山の送り火は、天理市のいつもの山(龍王山)からです。
本当は別の場所から撮影予定でしたが、天気が微妙すぎて断念しました。
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悪条件と思いきや?!肉眼で57km先の舟形が確認できる好条件!
写真にも確り写っています。
やはり撮影は行ってみないと分らないものです。

舟形万灯籠
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左大文字
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