８月のならシネマテーク上映作品をご紹介します！！
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
久しぶりの邦画です！
そしてそして、夏にぴったりな恋愛映画です！！！
『川の底からこんにちは』、『舟を編む』など現在最高の評価を受けている気鋭の若手監督石井裕也さんがメガホンを取り、最果タヒさんの原作詩集を見事映像化した優しくてぶっきらぼうな最高密度の映画。
主演は、、
石橋凌さんと原田美枝子さん夫妻の娘さん（次女）で有名な
石橋静河 さん。
石橋さんは、なら国際映画祭とも所縁のある女優さんです。
2019年公開となった
『二階堂家物語』 に主演の加藤雅也さんの娘役として出演されました。
こちらの映画は、なら国際映画祭2016でゴールデンSHIKA賞に選ばれたイラン人の女性監督アイダ・パナハンデさん、エグゼクティブ・プロデューサーに我らの河瀬直美監督を迎えて制作された映画です。
2018年のなら国際映画祭にも、石橋さんは奈良にお越しくださっています！
なんと、昨日が石橋さん２５歳のお誕生日だったそうです。
ダブル主演を務めるのは、若き才能
池松壮亮 さん。
なんとなんと！
本日がお誕生日なんだそうです〜
池松さんは、１０歳の時に劇団四季の『ライオン・キング』ミュージカルでシンバ役を務めたり、『ラストサムライ』でハリウッド映画デビューもしている実力派若手俳優さんです
(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
原作は詩集。
このポエムの世界を映像化した石井監督。
さぁ、どんな映像に仕上がっているのでしょうか？
タイトルも、なんだかいろんなことを連想させるというか。
なんだか意味深じゃありません？
”最高密度の青色”とか。
普段、使わない表現。
深い色の中に、闇と同時に澄み切ったピュアさも感じる言葉です。
私たちは普段、自分達のこと以外のことも案外抱え込んで生きているものです。
政治がどうとか、どこでテロがあったとか、誰かが殺されたとか死んだとか。
都会にいると、何かとこういうニュースが飛び込んでくる。
日々何気なく暮らしているけれど、どこか未来に漠然とした不安もあったりして。
世の中に対しての不確かさも感じながら生きていて。
孤独で切なくて、、、、
そんな中で、若者はなにを考えているのでしょう？
そして、そんな世の中だからこそ、誰かと寄り添って生きることが必要なんではないでしょうか？
そんな問題定義をされるような映画なのではないでしょうか。
透明にならなくては息もできないこの街で、
きみを見つけた。
言葉がポエムに基づいていて、なんだか美しいです。
ストーリー
看護師として病院に勤務する美香は女子寮で一人暮らし。
夜、街を自転車で駆け抜け向かうのはガールズバーのアルバイト。
作り笑いとため息。
美香の孤独と虚しさは簡単に埋まるものではない。
建設現場で日雇いとして働く慎二は古いアパートで一人暮らし。
左目がほとんど見えない。漠然とした不安が慎二の胸から消えることはない。
死の予感ばかりがあふれている息苦しい現代の東京で、自分の居場所を見失った二人が、互いに向き合って初めて見つける希望。
早くも石井裕也の最高傑作との呼び声が高い、最高密度の恋愛映画。
８月は、以下で上映いたします！
- 開催日時
- 8月2日（金）11:00 / 14:00
- 8月3日（土）11:00 / 14:00
- 8月4日（日）11:00 / 14:00
- ＊受付・当日券販売は上映時間１時間前より。
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- 開催場所
- 東大寺 金鐘ホール
- 奈良市水門町100番地
- ＊駐車場はございません。公共交通機関をご利用くださいませ。
- アクセスはこちら
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料金
入場料： 一般 １，０００円
割 引： 奈良市民 ５００円
奈良市内勤務者 ５００円
６０歳以上 ５００円
学生 ５００円
ハンディキャップ ５００円（同伴者１名様まで同額）
＊各種証明書の提示が必要です。
前売券
特別イベントも現在企画中ですよ
ならシネマテークで最高密度の夏を感じに来てください！
ご来場お待ちしております！！
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