財布選びのヒント(革財布選びのポイントと注意点) | Re-Bone.tokyo

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こんにちは。

蔵前で『made in TOKYO』にこだわり、エキゾチックレザーを使ったオリジナルウォレットの販売をしているRe-Bone/リボーン のショップ情報に加えて個人的な事柄などを書き込んでいくつもりですので、宜しくお願い申し上げます。

 

革財布選びのポイントとは

 

 

【財布選びのヒント(革財布選びのポイントと注意点)】

 

リボーンでは、ある意味“財布は、その方の分身である”と考えております。
“相棒”とも呼べるのかもわかりませんが、その方の日常(或いは非日常)を反映するアイテムであるからです。

時代は“キャッシュレス化”へと加速しているともいわれていますが、『財布は進化しても無くなることはない』とリボーンでは考えております。

さて、そんな“財布”ですが様々なブランドがあり、種類があります。
小銭入れ、マネークリップ、二つ折り財布、長財布、ラウンド財布、ホック式財布、などがあります。

 

 

 


用途やビジネスシーン、生活スタイルから考えて財布のかたちを選ぶのも良いと思いますし、自分のお気に入りのブランドから選ぶのも良いでしょう。

 

価格を抑えてデザイン重視で、短いスパンで買い替えるのもひとつの楽しみ方だとおもいますし、レディース、メンズ、ユニセックスなどから人気のあるものを選ぶのも良いですね。

ただ、社会人となって、それなりの役職や地位などの立場となると、財布や小物などを見られることも多くなってきます。

長く使っていける“相棒”もしくは“分身”のような目線で経年変化を楽しみながら、自分の歴史を刻みこんでいくのならば、【革財布】をおすすめ致します。

 

今回は、【革財布】に取り組んでいるブランドの立場からみた『革財布を選ぶときのポイント』などをご紹介させていただきます。

 

◆より詳細な情報は、<財布選びのポイント(革財布の選び方)>をご覧ください。

 

 

 

 

【革財布を選ぶ】

 
革財布といっても、さまざまなブランドからいろいろな形状のものが販売されています。

小銭を入れる為の<小銭入れ>、お札を挟んで数枚のカードを収納する<マネークリップ>、ズボンのお尻に入れられる<二つ折り財布>や<ミドルサイズウォレット>、スーツの胸ポケットに収納できる<長財布>、バッグなどに入れて持ち運ぶことが多い<ラウンド財布>、<ホック式財布>、収納機能に特化した<レディースタイプ>、特殊なものでは<着脱式財布>などがありますが、ビジネスシーンな生活スタイル、お客様の用途や好みで選ばれると良いかと思います。

また、E-レザーには様々な種類があるので自分の好みなどで革素材を選ばれることも楽しみのひとつになります。
 
それでは、革財布(エキゾチックレザー)選びのポイントについてお話したいと思います。
 


◆直観を信じる
 
第一印象は、入口としてはとても大切だと思います。
パッと見て「良い!」「恰好良い!」と感じなければ、その次の段階までいかないので、先ずは第一印象は大切だと思います。

エキゾチックレザーの革財布の場合は、仕上げ方法が2通りあります。
どちらが良いとか、悪いとかではありませんが、それぞれの特色を簡単に申し上げます。
 
◇グレージング仕上げ
非常に光沢がある艶が、煌びやかな高級感を感じさせる仕上がりです。
使い続けることによって、少しずつその艶感が薄まっていく感じですが、きちんとメンテナンスしてあげることで、それほど極端に艶が失われることはありません。
ボンベ加工を施したクロコダイルなどは、ウロコの凹凸がより立体的になり美しく仕上がります。
 




◇マット仕上げ 
“革らしい仕上がり”とでもいうのでしょうか。
グレージング仕上げのような光沢はなく自然な艶感で、使い込む程に手に馴染んで艶が出てきます。
また、非常に柔らかいのもマット仕上げの特徴です。
 


グレ―ジング仕上げも、マット仕上げも、それぞれに良い点があるので、そこはお客様の好みで選ばれるとよいかと思います。

キラキラした見た目の「高級感」を選ぶなら『グレージング仕上げ』を、使い込む程に手に馴染み経年変化をお楽しみいただける「育てる財布」を選ぶなら『マット仕上げ』といったところでしょうか。


また、エキゾチックレザーには非常に様々な種類があるので、自分好みの「レザータイプから選ぶ」という選択方法もあります。

 

【機能性をチェックする】

革素材、財布の形状などを決定したら機能性もチェックしてみましょう

◆小銭入れは有るか、無しか?
◆マチはあるのか、ないのか?
◆ポケットはいくつあるのか?
◆カードは何枚入るのか?など
 
毎日使うものですから、違和感は少ないほうが余計なストレスも生まれません。

革財布のチェックポイントとしては他に“ヘリ返し”か、“コバ磨き”かの2通りあります。

財布の断面部分を折り返して縫製しているのが“ヘリ返し”と呼ばれるもので、角の部分は「菊寄せ」と言い“熟練の技”です。



*パイソンのヘリ返し




断面部分を折り返さずに断面を磨くことを“コバ磨き”(コバ処理)といいます。「切り目」と呼ぶ方もいるようです。


*パイソンのコバ磨き(コバ処理)

このコバ処理にも職人のこだわりや、良いブランドか、そうでないかの違いがでるポイントにもなります。
 

【財布の寿命を決める内側にも目を配る】


見た目や自分の好みから入って機能性をチェックしたら、財布の寿命を左右する“財布の内側について”です。
 
財布は見た目がもちろん大切ですが、
長く使い続けることができるかどうかは財布の内側が、とっても大切なんです


自分も今まで、パイソンやクロコダイル、エイ革など様々なエキゾチックレザーの財布を使ってきましたが、価格が安い財布は、ほとんど例外なく内側がボロボロになってしまってきました。

ですので自分が作る財布は“内側にこだわろう”と思って取り組んでおります。
リボーンがこだわっているポイントであり、職人のこだわりでもあります。


”見た目以上の財布”なのかどうかは、『財布の内側によって決まります』


皆様も革財布を選ぶ時のポイントとして、財布の内側をチェックされると良いかと思います。

財布の外側が家でいう外壁や塗装であるならば、財布の内側はいわば家でいう骨組みであり、その家が長く在り続けられるかの骨子、“骨組み”です。

折角「長く育てよう」と思って購入された『革財布』が思いもよらず早くに手放してしまうことのないように、とても大切なポイントです。

財布は外側の“見た目”に使う素材に比べて、財布の“内側”に使う素材の方が3~4倍ほど使用するので、当然ながら『内側にもしっかりとこだわった財布』というのは、原価が余計にかかる分価格にも反映されますが、それを補って余りある程の価値があります。






◇財布の内側のチェックポイント◇

1・財布の内側に使っている素材は何か?

本物の革なのか?フェイクレザーか?
革を使用している場合は、どのような革をどの程度使っているのか?
*この内側に使っている素材が、財布の価格と使用年数に関係してきます。

2・裏地素材はどのようなものを使っているのか?

3・ファスナーは、どのようなものを使っているのか?

以上の3点に目を配ってみると良いかと思います。

また、革を使用している場合でも、吟面を使用している(本革)でも、切りっぱなしなのか?裏地を貼り合わせているのか?なども見るポイントとしてあります。
*牛革の財布にみられる「切りっぱなし」のものは、ワイルドで良いのですが、使い続けていると段々ボロボロになってきますのでご注意が必要です。
そういったものを求めていらっしゃらない方は、きちんと耐用年数を計算した裏地素材を使われているものを選ぶと良いと思います。

その中でも、一番良いのは『吟面を貼り合わせているもの』になります。裏地素材を使用していない オールレザーなどの財布で、リボーンではエキゾチックレザーやサドルレザーの吟面(表面)のみを薄く漉いたものを貼り合わせて使用しております。

技術的に手間も掛かりますし、コスト的にも倍かかりますが、耐久性は何倍にもなります。

長財布オールレザーでは、財布ひとつでバッグ一つ分ほどの革を使用しております。
数々のブランドの製品を手掛けている弊社職人をして、『これほど贅沢な素材を使った財布は作ったことがない』と言わしめた逸品でもあります。





 

◇風水的な観点から財布を選ぶ◇


風水的な観点から革財布を選ばれる方も、結構いらっしゃいます。

風水的な考え方としては、ビニールや合成皮革よりも天然皮革(本革)である‘レザー’が良いとされており、その中でも「エキゾチックレザー」が良いとされています。
風水的には、エキゾチックレザーの中でも蛇革(水蛇やカロング、パイソン革など)が金運アップのアイテムとして有名です。


風水では、財布を【お金の家】として考え、素材や色(カラー)などから、それぞれの特色などを紹介しています。
 

【財布と風水】


風水的な解釈による、財布の色に纏わるトピックです。



知的でクール、爽やかなイメージの青い色の財布の風水効果とは?


邪気や悪運を払う黒財布の効果

 

開運に緑色の財布?



貯蓄に効果抜群の色/こげ茶・茶色の財布


ピンク色のお財布を使うと運気が上がる?





【最後に】


革財布といっても、様々な種類があって、その中でも似たような見た目の財布の価格の違いがなぜあるのか?
お分かりいただけましたでしょうか?

たかが財布、『されど財布』です。

ご自分の普段使いとして、ビジネスシーンなどにマッチする財布を選ばれるのも、ファッション的観点から財布を選ばれるのも良いと思います。

また、現在よりも一歩上の自分を想像して、『その自分が持つ財布』 として購入されるのも一興かと存じます。

仮想的になりつつある現代だからこそ、太古の昔よりの生命の軌跡が宿る財布をお持ちになることは、この上ない贅沢であると考えます。

最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。





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