大好きな「ジキル&ハイド」を観劇しました。
チケット争奪作戦を間違えたので、この作品初の2階席からの観劇です。
再演が繰り返される人気作品は、飽きられないように、ブラッシュアップするように、キャストも演出も改変が加えられていくのは当然ながら、この度は「余計な事せんで欲しかった」が正直な感想。「身も蓋もない」こと言ってごめんなさい。褒め褒め感想を期待している方には、引き返して欲しくて最初に書きました。
1回の観劇予定だったので、初見のキャストを選んでみました。佐藤隆紀さん、和希そらさんです。
佐藤さん(ジキル・ハイド)は、歌に大満足しました。声色の使い分けも上手すぎる。でも演技の方は、まだ「その役」が体に入り切っていないのか?上っ面のような印象を受けました。「ここの歌詞はぜったいに聞かせて欲しかった」というところが、流れてしまった箇所もいくつかありました。もちろん、私の勝手なポイントではありますが。
和希そらさんについても、私、ファンなので期待していました。けど、これも意外とハマっていなかった。アバズレ感が薄かった気がします。髪がつやつやなのもどうかと。和希さんのせいではありませんが。半面、ルーシーの純粋で少女のような素直な面、切なさはこれまで観たルーシーの中では1番に思え、期待とは別のところで感心しました。
そして…これ書くの勇気がいるのですが、サイモンが弱いよ!現実にあそこまではっきりした、アニメのような悪人はいないにしても、この役は、前任者が圧倒的。そもそも話が現実的ではないのだから、前任者ぐらいにやってもいいと思う。今回は影が薄かった。前任者は、アンサンブルを務めているシーンでも圧倒的に華やキレがあったのになぁ。
さらに、セットの変更も改悪に思えました。セットの変更が演出にも繋がるから、演出も含めてですが。まずは、「ここロンドン?」と思ったさ。そうなると、もう世界に入り込めないんだよね。この度は「新」が多かったからだと思うことにして、次回のブラッシュアップを期待しています。つまり、相変わらず好きな作品ではあり続けてます。