子どもに障がいがあることをまわりに説明することは、これまであまりしてこなかった。
理由は2つある。
ひとつは、娘の障がいがわかってきた頃からコロナ禍となり、話す機会があまりなかったということ。
保育園行事も縮小し、他の保護者と接する機会がほぼなかった。
友人関係でも、子どもを連れて集まることが少なかった。
もうひとつの理由としては、自分のなかで、子どもに障がいがあると口に出すことに、抵抗があるということ。
これは今もそうで、あまり口に出して「障がい」という表現はしたくない。
療育手帳も持ってるし、なんなら活用しまくってるし、障がいがあるという認識はもっているのに。
だけど、娘が年長なる前後から、少しずつ、自然にまわりに娘のことを話すことが増えてきた。
まず、退職にあたり、職場でお世話になった方々に、退職理由を説明するとき。
そして、友人たちに退職したことを報告するなかで。
現時点で、私の友人にはほぼ、伝えたかな。
今なら話せそうと思うタイミングで伝え、反応も良い意味でふつう。
何ってないというか。
そして、先日、保育園の夏祭りがあって。
想定してなかったけど、短い時間、懇談の時間が設けられていた。
自分たちの番になるまでの短い時間で、夫と相談。
娘のことを説明し、いつもお友達に助けられていることのお礼を伝えた。
保育園の保護者には、説明する機会があったらぜひしたい、感謝を伝えたい、って思っていたので、機会をもうけてもらえて、ありがたかった。
そうやって少しずつ、自分の気持ちも変わっていくのかなーと思う。