青森のリンゴ農家、木村秋則さんの実話をもとにしたこの映画、公開当時は結構話題にもなってましたよねー!!
昨日、大好きな映画「西の魔女が死んだ」を久々みたら、これがプライムのオススメにあがってきたので、観ました
ポスターにも書いてありますが、絶対不可能と言われていたリンゴの無農薬栽培に挑んだ家族のおはなしです。ストーリーは至ってシンプルでも登場人物のお一人お一人が素晴らしい
以下ネタバレでーす!!
あらすじ
主人公の木村秋則さんは、リンゴ農家の次男として生まれました。幼き頃から、テレビやバイクを解体したり、機械を分解するのが大好きで、家族にも友人にも、少し変わり者として扱われていた中、実母だけはその特性を貶すことなく、尊重してくれていました。
そして、大人になり同じくリンゴ農家をしている家の一人娘だった奥様の木村美千子さん(役名は美栄子)の家に婿養子に行きます。
奥様は農薬に敏感な体質で、農薬散布の時期になると必ず体調をくずし寝込むということを知った木村さんは、農薬を減らし、最終的には無農薬でリンゴを作る決心をします。
リンゴは人間が長い歴史の中で品種改良を重ねてきた植物。
なので、害虫や病気になりやすい特性があります。青森のリンゴ農家の先人達は、その育てるのが困難なリンゴを様々な方法で試行錯誤を繰り返して、たくさんの果実を実らせる形まで持ってきました。
なので、この木村さんの掲げた
無農薬のリンゴをつくる!
という目標は、凄まじくリスクがあり、誰もが出来る訳がない!と思っているような、とんでもないことだったんですね。
で、木村さんには偶然の出会いがありました。
木村さん夫婦の間に初めての赤ちゃんが出来たとき、木村さんは街の本屋さんへ育児の本を買いに行くんです。
その時、求めていた内容の本を本棚の高い場所に見つけ、取り出そうと手をかけたら、誤ってその本と一緒に落ちてきた本がありました。
これが、 福岡正信 著書の「自然農法」
この本に出会った木村さん、無農薬リンゴへの想いは一層強くなりました。
その後は、様々な苦難の連続、、、
ほんとに茨の道とはこれぞです。
あんな長い期間、その挑戦を信じて支え続けたご家族の強さと優しさ
そして、
自分が諦めるという事は、人類が諦めることになる と言って、不可能だと言われたことを成し遂げた木村さんの執念。
これは、本当に奇跡だと思いました!!
ちょっとのことで諦めたらダメだなぁと、背中押されました
山崎努さんが美栄子さんのお父さん役をしてたのですが、素晴らしかったです。
愛がすごい!暖かくて泣けましたー
実は、好きなYouTuberさんが木村さんの本をすごくおすすめしていたことがあったので、数年前に木村さんの本を読んだことがあり、だいたいの展開は知っておりました
それでも、充分に観て満足感と
心に暖かいものが残る素晴らしい映画でした
観てよかったー
私が読んだ本はこちら↓
「すべては宇宙の采配 」
この、本めちゃくちゃおススメです。
ちょっと 、え?!!っと思うような内容で、なんかUFO とか宇宙人とか、龍が出てくるのですが、この人が書いてると思うと、本当なんだろなぁって思えるのです。
別に、人に信じてもらえなさそうな内容を、わざわざ加えなくても、木村さんは充分に奇跡とも言えることを成し遂げた人。
こんなこと書くメリットあるのか?と思ったとき、別に書かなくてもいいじゃないですか。
そんな人があえて、書いてるんです。
それって、すごく説得力ある!って思うの私だけかな??