えみりんはオレのしたことをすべて受け止めたうえで、さらに寂しさだけを埋めてくれれば良いよと言う。
そんなことは男としては、絶対言わしてはいけないこと。わかっている。

でも甘えてしまうと、それにもこたえてくれる。

一人で高速を走らせてると、涙が止まらない。
こんなに泣いたことは一度もない。
自己嫌悪が重くのしかかる。今までに一度もない。

会ってもツレナイそぶりを見せてしまう。
でも優しさでこたえてくれる。
男だけど、思いだしては泣いてしまう。

自己嫌悪の重圧に圧し殺されそうだ。
たまんない。