「さらばわが愛 北朝鮮」

 

2017年の韓国・ロシア合作のドキュメンタリー。
監督・編集はキム・ソヨン。

1952年、北朝鮮からモスクワ国立映画大学に留学した8人の若者が、
エリートとして約束された北朝鮮での将来を捨て、祖国に帰国しない道を選択する。
56年に起こったクーデターの宗派事件をきっかけに当時の金日成体制を批判し、
58年にソ連に亡命した彼らは、カザフスタンを始めとするユーラシアの各地で映画監督や作家として活動する。

 

 

北朝鮮のドキュメンタリーは結構好きでよく観てます。

 

やっぱり、興味あるじゃないですか。

北朝鮮の人達がどんな生活してるのかとかって。

(もっとも、北朝鮮は検閲があるので、自国に不都合な映像があると没収されてしまいます)

 

で、これは「北朝鮮潜入ドキュメント」ではなく、

「北朝鮮から脱北した人のドキュメント」です。

北朝鮮からソ連に留学して、ある事件をきっかけに北朝鮮を批判し、

北朝鮮から追放されてソ連に亡命した6人のその後を追ったドキュメント。

 

亡命者のインタビューをメインに構成されているのですが、

インタビュー内容が

 

ソ連亡命後の人生

 

 

 

うーん

 

観たいのとちょっと違うな。。

 

亡命後に北朝鮮と接点がある訳じゃないから、

他の亡命者の人生と一緒。

アメリカでもベトナムでもフランスでもどこでも大差ない感じです。

 

もうちょっと

「北朝鮮が他国とどう違うか」とか

「今の北朝鮮への想い」とかが聞ければ良かったんですが…。

 

まあ、監督の意図したものと、

僕の観たいポイントが違ったんでしょうね。

 

 

でも最近、

北朝鮮潜入ドキュメント映画があまりありませんな。

 

出入国が厳しくなったのか、検閲が厳しくなったのか…?