「ドグラ・マグラ」
2010年の日本のアニメ映画。
原作は夢野久作、監督は奇志戒聖、出演は小原雅一、松本保典
ある日、「私」は宇宙船の中にある一室で目を覚ました。
そこは見覚えのない病室「ドグラ・マグラ」で、なおかつ自分自身のことすら何も思い出せない記憶喪失の状態。
医師との会話のなかで、「私」の過去の記憶、そして過去の事件と謎を巡る物語が始まる。
なんだこれ…
amazonプライムのリスト見てて、
1988年の実写版かなーと思って観たんですが…
まさかのアニメ版
しかもCGアニメ(映像はプレステ2クラス)
そして
何故かSF風にアレンジ…
うーーーーん
なんでこんなもの作ったのか?
てゆうかなんでこの企画が通ったのか?
製作費は回収できたのか?
謎は深まるばかりです…。
ちなみに、「ドグラ・マグラ」って言うのは、
1935年(昭和10年)に夢野久作が発表した小説。
日本の三大奇書の一つ。
複雑、狂気的、難解な内容、構成のために
「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」と謳われることも多い小説。
僕も高校生の頃にちょっとハマりました。
精神に異常はきたしませんでしたが、
よく分からないけど、妙に納得するところもあり、
強烈な印象を残す小説です。