全く知らなかったのですが、

ネットニュースで偶然知りました。

 

アメリカの作家ポール・オースターが4月30日にお亡くなりなっていました。

享年77歳。

 

 

このニュースで初めて年齢を知った(てゆうか年齢を気にしたことも無かった)んですが、

年齢聞くと…まあ、亡くなってもおかしくない年齢ですね。

 

 

僕がポール・オースターを初めて読んだのは…

大学生か社会人なりたての頃だったので、もうファン歴30年くらいですね。

著作は最近の作品以外は大体読んでます。

 

ポール・オースターの作品は、すこし不思議な物語。

と言っても藤子F先生の作品とは感じ違うんですが、

なんとなくオシャレ感があり、

すこし不思議な物語でありながらベースにすごいリアリティがあり、

どの作品もとても面白く読ませて頂いてました。

なんでしょう。

読んだ後に世界が違って見えるような感覚が…

ものすごく文学の力を感じる小説でした。

(翻訳の柴田元幸さんの力もかなり有ったと思います。

 柴田さんの翻訳した本で面白く無いのに出会ってことは無いので)

 

そう言えば、昔、ニューヨークに行った時、

ポール・オースター作品読んで、セントラルパークに行った事を思い出しました。

ここにポール・オースターがいたんだなぁ…と感動したことを覚えています。

 

うーん

 

寂しいですね。

 

自分が若いころからのアイドルがどんどん鬼籍に入っていく…。

 

それは自分が年を取ったって事なんだけど、

尊敬する人間がどんどんいなくなるのはやっぱり寂しいです。

 

 

翻訳されてない作品がまだいくつかあるので、できれば全作出版して欲しいですね。

ついでに言うと文庫本で。

(ハードカバーだと値段が高いこともさることながら、持ち歩きずらい)

 

 

長い間、ありがとうございました。

未読の作品、これから楽しく読ませて頂きます。