「バージン・ブルース」

 

1974年の日本映画。

脚本は内田栄一、監督は藤田敏八、出演は秋吉久美子、長門裕之。

 

お茶の水予備校女子寮生たちは灰色の浪人生活のうっ憤を晴らすため、時折徒党を組んで万引きをやっていた。

が、四谷のスーパーマーケットで発覚し、まみとちあきだけが逃げのびた。

寮に帰れず新宿界隈をうろついていた二人に声をかけたのは中年男の平田だった。

彼は脱サラを試みてラーメン屋を始めており、一年前スナックでちあきと知り合い関係を持ったことがあった。

平田は二人をラブ・ホテルに誘ったが、バージンのまみが嫌がり、結局は諦めた。

やがて二人は寮の近くの中華料理店の店員の下宿にころがり込んだ後、二人の実家がある岡山に帰る事に…

 

 

なんか知らぬ間にAmazonプライムに入ってしまったので、

ついでだからNETFLIXに入らないような映画を観てみることに。

 

Amazonプライムって

 

「誰が観るの?」って言う中途半端な古い映画が、滅茶苦茶多い。

 

多分、作品数増やすために激安の映画を大量に契約してるんだろうけど…。

 

本当に誰が観るの?

 

存在すら知らないようなジャンク映画ばっかなんだけど…

 

で、この「バージン・ブルース」。

勿論、存在すら知りませんでした。

何となく「バージン」って言葉に引っ掛かって観ました…

 

 

バージンかバージンじゃないか、結果として何も関係ない映画

 

でした。

 

なんか、脚本が行き当たりばったりで書いた印象。

プロットとか無しで、「バージンが主役の映画」っていう決めだけで書いて、

推敲とかは全くしてないんじゃないか…て感じです。

 

あと、なんでか知らないけど、

 

野坂昭如が主題歌を歌っている謎

 

作詞とかしてる訳じゃないのに、小説家が主題歌を歌ってる…。

まあ、レコードも出して歌手活動もしてたけど、

オファーしたのも謎だし、オファー受けたのも謎。

 

なお、後に戸川純がこの歌をカバーしてるのも謎ですな。