「ミツバチと私」

 

脚本・監督 :エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン

出演 :ソフィア・オテロ、パトリシア・ロペス・アルナイス、アネ・ガバラン、イツィアル・ラスカノ、マルチェロ・ルビオ、サラ・コサル、ウナス・シャイデン

 

 

夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。

8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。

母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。

ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、

ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。

 

 

なかなかに繊細な映画。

 

子役はじめ役者の演技、そしてスペインの映像は素晴らしいなー、という感想。

 

ただ…

 

うーん

 

どうなんだろ?

 

最近、この手の映画ばかり感が…

 

8歳の少年が自分の性別に疑問を持つ、

要は多様性の映画。

なんか最近、多様性の映画ばっか見せられてるような気が…

僕が選んでるだけなのかもだけど…

 

いや、でも増えてるのは確かですよね。

時代の空気もそうだし。

 

だから多様性の映画を初めて見たなら心に残るものはあったと思うんですけど、ちょっとね。

そこまで感動しなかったって言うか。

もっとその先まで踏み込んで欲しかったって感じがしました。

(「多様性を認めよう」って言う先ってなんだ?って想像つかないですが)

 

※悪く書いてるようですが、映画自体はいい映画です。

 

 

去年の東京国際映画は原題に近い「20000種のハチ」ていうタイトルで上映。

このタイトルの方が「多様性」っていう内容にあってる気がしますな。

「ミツバチと私」だと何のことやら分からない気が。

 

 

 

 

<2024年・ナポリタン映画採点表(☆5個で満点)>
☆☆☆☆☆ :

 

☆☆☆☆★ :

 

☆☆☆★★ :

 ミツバチと私

 シネマ歌舞伎 唐茄子屋 不思議国之若旦那

 

☆☆★★★:

 

☆★★★★ :