「ファースト・マン」

製作総指揮 :スティーヴン・スピルバーグ

監督 :デイミアン・チャゼル

出演 :ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラー、コリー・ストール、クリストファー・アボット、キアラン・ハインズ、パトリック・フュジット、ルーカス・ハース

 

 

「セッション」「ララランド」のデイミアン・チャゼル最新作。

人類初の月面着陸に成功した

アポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描いた作品。

 

アメリカでの評判がイマイチなので、

どうなのかと思ってましたが…

 

 

 

まあ、その通りな感じ。

 

実際の話しをリアルに撮りたい、て言う意図は伝わりました。

 

でも

 

話しとしては何を描きたいのかがまるで伝わらない。。

 

時代背景とか実際に起きたことの再現のみに監督の興味が行って、

話しとして伝えたいところが無かったんじゃないか…て感じがしますな。

 

そもそも、

 

アームストロングが何んで宇宙飛行士を目指したかが分からない。

 

主人公の目的が分からないって致命傷。

ライアン・ゴズリングは監督の意図にはぴったりだったんだろうけど、

結果としてはミスキャストでしたな。

彼の魅力である無表情さが、逆効果になっちゃいましたなー。

 

 

まあ

 

次回作に期待!

 

監督の前2作が素晴らしかったですからね。

まだまだ見捨てないです。

 

 

 

<2019年・ナポリタン映画採点表(☆5個で満点)>
☆☆☆☆☆ :

 

☆☆☆☆★ :

 クリード 炎の宿敵

 

☆☆☆★★ :

 LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て

 バハールの涙

 ジュリアン

 シシリアン・ゴースト・ストーリー

 

☆☆★★★:

 ファースト・マン

 

☆★★★★ :