「暮らしの現実逃避手帳」
(著)飯尾和樹
現在、まさかのプチブレイク中のずん飯尾のネタ本!!
いやー、本当にまさかまさかです!
あの飯尾さんが本を出すなんて!!
ずん飯尾がカンコンキンに参加したのは、20年ほど前。
まだ「ずん」の結成前で、「Laおかき」てコンビでした。
当時の相方は村山ひとしっていう…
なんつーんですかね。
ただひたすら
気持ち悪いだけ
の男でした。
(現在は放送作家とかやってるらしい)
Laおかきは97年に解散。
村山はそのまま劇団を去りましたが、ずん飯尾は残留。
この当時は、とにかく
地味。
舞台に出てても誰も気づかないので、
ずん飯尾が舞台に出ると舞台脇に
飯尾出てますランプ
が光るという有様でした。
ちなみにずん飯尾は、
地味過ぎてカンコンキンを一度クビになりかけた事があるそうです。
でも共演者から
「残して欲しい」
と要望が強かった為、
残留が決定したという、
ちょっといい話があります。
そんな地味キャラの飯尾さんにも転機が訪れます。
カンコンキンで定番コントだった「ホストの花道」コーナーでのキャイ~ン天野との掛け合いで、カンコンキンフリークにブレイク!
キャイ~ン天野の無茶振り(ものボケ)に、
苦しみながらも笑いをとってくずん飯尾。
ただの地味キャラ、もしくは
中村俊輔似
だけの存在だったのが、結構なお笑いスキルの持主というのが判明!
そして去年ぐらいからの「レッドカーペット」「IPPONグランプリ」出演で、
お茶の間にも認識される存在に…。
なぜ僕がこんなに長々と飯尾さんの歴史を語っているかというと、
プチブレイクして僕も嬉しいから!
やっぱり売れない時期からずっと
見てる芸人がブレイクするって、
超嬉しいじゃないですか!
なんて言うんですかね?
親心?
「やれば出来る子ですから、暖かく見守ってあげてー!」
みたいなね。
この本は飯尾さんのお馴染みのネタ、
「平日の昼間から~ゴロゴロ~ゴロゴロ~」
のネタを纏めた本。
キャイ~ン天野さん曰く、
「20分で読める本」
ですが、読み方としては正しくないです。
文字通り、平日の昼間にゴロゴロしながら、パラパラめくるのに適してます。
それにしても、関根さんがずん飯尾の話しをする時は本当に嬉しそうですな。
愛されるというのも才能のひとつですな。