過ぎし日のイースターホリデー
イースター、イタリア語ではパスクワといいます。
イタリア人にとってクリスマスと同じくらい大事なクリスチャン系の祝日です。
今年もトスカーナにある、4泊でアンドレアのヴィラに行ってきた。
何もないところなので、ただただのんびりする趣旨です。
結論から言うと、「何をしたの?」と聞かれても、食べたものしか覚えていないくらい何もしなかった。
当初予定していた温泉にもビーチにもピサにも行かなかったということだ。
アンドレア家の先祖が14世紀に建てたヴィラ。
去年ジョヴァ抜きで泊まりに来た時は、先祖の肖像画に囲まれた部屋でひとり、
電気を消して寝ることができなかった。
アンドレアに、
「なぽお化け見たことあるんでしょ。このヴィラにはいる?
ビジネスになるからぜひいてほしいんだけど!イエーイ!」
霊感が微塵もない人のこの感覚よ。
「いてもいかしくないけど多分いないと思う」
と私的希望的観測の元に返答しておいた。
アンドレアの先祖の皆様、どうか安らかにお眠りください。
(近くにお墓もあるのだ)
パスクワ当日は、ジョヴァンニが朝からカタラーナという料理とボンゴレのスパゲッティを作った。
私も8時に起こされて手伝わされた。
イタリア人のいいところは、批判的ではないところ。
この日も、おいしー!さいこー!今までで最高のボンゴレパスター!
と、みんなから最大限の賛辞をおくられてた。
フランス人だとこうはいかぬ。辛口コメントが彼らの売りなんだと思う。
確かにとってもおいしかったけど、
本人すっかりプロシェフ気取りで若干うざい領域に入っていたことのほうが私には気になった。
東京でレストランを開いてひと稼ぎすることを半分本気で考え始めている。
「なぽは、生涯最後の晩餐を選ぶなら、ぼくの伊勢えびスパゲッティと決めてるんだよ!」
と3年前の私の大げさコメントをみんなに披露していた。
まだ私が、ジョヴァンニを甘やかしていた時代のそれを。
トスカーナは大好き。もう少しミラノに近いといいのになー!
お庭で摘んでミラノに持ち帰った花。
花粉で肌がぼろぼろになっちった。








