今が旬のカボチャは温性の食べ物で、
身体をほっこりと温めてくれ、
さらには胃の粘膜保護や胃腸機能の促進効果もあるので、
少し疲れが溜まっているときには最適な食べ物。

寒さが増していくこれからの季節、
カボチャを食べて元気に過ごしてみませんか?


前回の記事のとおり、
イタリアのカボチャは日本のものとは種類が異なります。


種類が違うと適したレシピも違うということで、
今日は美味しい西洋カボチャのレシピを
紹介していきます。
とてもシンプルな作り方なので、
ぜひお試しくださいね。

【簡単で温まる!カボチャのリゾット】


出来上がりが黄色くカラフルなので、
食卓が華やぐ一皿です。
今はコロナで難しいですが、
おもてなし料理としても映えると思います。




<材料(2人分) >

カボチャ                                    200g 
 玉ねぎ                                       1/4
イタリアン・パセリ                適量
お米                                            150g 
オリ-ブオイル                        少々
ブイヨンス-プ                        800ml 
すりおろしたチ-ズ                適量
バター                                        適量




<作り方>

1、タマネギはみじん切り。
      カボチャは皮をむき、角切り。
      イタリアン・パセリの葉の部分を洗っておく。


2、お鍋にオリーブオイルを適量入れ、
      1のタマネギを中火で炒める。
      その後、お鍋に1のカボチャと
      イタリアン・パセリを入れて、炒める。
      (パセリの葉はみじん切りにせずそのままで
       大丈夫です)

3、2のお鍋にお水を入れ、
         ふたをしてカボチャが柔らかくなるまで煮る
         (20分〜30分で柔らかくなります)。
  ※お水の量はカボチャがヒタヒタになるくらい。


4、カボチャが煮えたら、
        つぶしてマッシュ状にする。
        この時、煮汁は捨てないで!

※フォ-クやハンドブレンダーでつぶしても大丈夫ですが、我が家では「パッサ・ベルドゥーラ」というイタリアの昔ながらの調理器具でつぶしています。

↓パッサ・ベルドゥーラとマッシュされるカボチャ

マッシュ後はトロリとしたス-プ状になります。


5、マッシュしたカボチャと煮汁を
        お鍋に戻して火にかけ、
        お米(生米)を投入。
        その後、
        少しずつブイヨンス-プを加えて煮ていき、
        お米が煮えるまで
         "水気がなくなったらブイヨンス-プを加える"
          を繰り返す。
          火加減は中火くらい。


6、水気がなくなりお米が煮えたら火を止め、
        すりおろしたチ-ズを入れて混ぜる。

※イタリアでは
パルミッジャ-ノ・レッジャ-ノや
グラ-ナ・パダ-ノという種類のチ-ズを
使いますが、
手元にあるもので代用して問題ありません。

7、香りとコクを出すために
        お鍋にバターを少々入れてさらに混ぜる。

※ダイエット中の方やカロリーが気になる方は
割愛しても大丈夫です。


出来上がり


お好みでパセリを上に散らしてもいいと思います。

5でお米を投入せずに牛乳で軽くのばすと、
カボチャのス-プとしても頂けます。

色鮮やかなので、
見た目にも元気が出るレシピです。

寒い季節、
カボチャを食べて、
心も身体もじんわり温まりましょう。