トレド通り週間・最終回。
一週間で締めくくるつもりが、
少し遅れてしまいました。
申し訳ありません。
前回までの記事はこちら↓
前回は
女性に嬉しいドルチェのお店や
コスメのお店の紹介をしましたが、
今回は男性にも嬉しいショップの紹介です。
【紳士衣料 グッテリッジ】
１８７８年４月創業の紳士服の老舗ショップ
グッテリッジ。
ナポリらしくない店名は
１８６０年のイタリア南北統一後ナポリにやってきた
創業者のスコットランド人、
ミハエル・グッテリッジから来ています。
一号店はダンテ広場に、
その次の二号店がトレド通りにあるこちら。
現在は、その他たくさんの店舗を構える
名店となりました。
イギリス風のクラシックでエレガントな雰囲気が特徴で
年齢に関わらずオシャレに気を遣う
ナポリっ子に人気。
男性へのプレゼントにも喜ばれると思います。
【紳士衣料・アントニオ・フサーロ】
次も紳士服のショップの紹介です。
１８９３年にワイシャツ専門店として創業した
アントニオ・フサーロ。
その後、
ワイシャツだけでなく紳士衣料全般を取り扱う
ショップとなりました。
グッテリッジと比べると柄や色使いなど華やかで、
よりナポリらしい雰囲気の商品が多いのが特徴。
紳士服のショップですが、
ウィンドウのディスプレイが美しいので
女性もウインドゥショッピングを楽しめる名店。
年齢に関わらず、
ちょっぴりスパイスの効いた着こなしが
好きな方にはおススメです。
【パスティッチェリア・ピンタウロ】
トレド通りのショッピングで、
少し疲れたときに足を運んで欲しいのが
パスティッチェリア・ピンタウロ。
パスティッチェリアとは
イタリア語でお菓子屋さんのこと。
店名は、
初代店主のパスクアーレ・ピンタウロから
きています。
ピンタウロは
１７８５年創業（！！）の老舗パスティッチェリアで、
ナポリの銘菓「スフォイヤテッラ」発祥の
お店です。
日本では、
徳川家治が十代将軍として
世を治めていました。
老舗パスッティッチェリアは、
小さなガラスケースとレジがあるだけの
とても質素なお店ですが
深い歴史を感じます。
さすが２００年続く老舗だけあり、
味は保障つき。
スフォイヤテッラの他に、
もう一つのナポリ銘菓ババなども
本当に美味しいです！！
意外と地味な店構えなので、
通り過ぎてしまわないように
気をつけましょう。
そして、もう一つ気をつけることは、
夏季休暇が３ヶ月。
６月から８月末まで、なんとお店は閉店です！！
信じられないような本当の話なので、
気をつけましょう。
【革製品専門店 ラミコ・ペル・ラ・ペッレ】
イタリアと言えば革製品。
柔らかく質の良い革製品を扱うお店がこちら、
ラミコ・ペル・ラ・ペッレ。
お店の名称は
「革のお友達」という意味です。
「革のお友達」だけあり、
１９７１年創業のこちらのショップは、
徹底してイタリア人職人による手作り商品にこだわり
アイテムを展開しています。
店内は
バッグ、衣料品、お財布、ベルト、
アクセサリーから手袋まで
ありとあらゆる革製品がズラリ。
ナポリらしい鮮やかな色使いや、
ピリッとしたアクセントがある商品が素敵で、
革製品の知識豊富なスタッフが
丁寧な接客をして下さいます。
スタッフは英語対応可能です。
少し奥まったところに店舗があるので、
うっかり通り過ぎてしまわないように
気をつけましょう！
【カバンのお店 カルピーサ】
１９８２年創業のイタリアンブランド、
カルピーサ。
バッグの他にお財布やポーチなどを
取り扱っています。
第一号店はナポリ！
現在はイタリア国内のみならず
世界中に１００店舗以上を展開する
人気のショップです。
クラシックなものから個性的なものまで、
様々な色や形のバッグがあり、
どの年齢の方でも大丈夫。
商品の８割は女性用ですが、
男性用のバッグも取り扱っています。
ハッとするほど鮮やかな色使いは本当に素敵！
さすが色彩感覚豊かな国なのだなと思います。
お手頃な値段の割に丈夫で、
私もカルピーサのバッグを愛用中。
日本には店舗がないブランドなので、
是非、本場のナポリでショッピングを
楽しんで下さいね。
カルピーサを通り過ぎると、
地下鉄「トレド駅」に到着。
「M」の文字が地下鉄の目印です。
駅周辺ではこのように、
手作りアクセサリーや
手作り小物を売るお店が
路上に出ていることがあります。
（常に出店しているわけではないので
注意）
個性的で手が込んだ
一点もののアクセサリーや
愛らしい手作り小物など
探している場合は、
こちらへ足を運ぶのも良いかと
思います！
ということで、
トレド通り週間と称して、
通りの色々なショップを
紹介してきました。
ナポリっ子御用達のショッピングストリート
トレド通り。
ナポリ観光の際は
是非こちらに足を運んで、
ナポリの雰囲気も合わせて楽しんで下さい！
【お知らせ】
下記サイトにて
現地在住ライターとして、記事を書いています。
ナポリについて書いている
私の記事はこちらです↓
ナポリ観光のご準備に、
是非ご一読下さい。