コニャック業界も栄枯盛衰の憂き目に遭い、今はミニボトルでのみ存在を知るメーカーの一つとなりました。ラベル保護のため、ラップを巻き付けています。

   さて、今夜の一人鑑賞会、ピーボ・ブライソン『レット・ミー・トライ・アゲイン』です。

   これは、フランク・シナトラの復帰を記念してカラベリが作曲、ポール・アンカが作詞した壮大な曲です。

   今となってはスタンダードを切々と歌い上げるお姿に、熱いものがこみ上げてきます。

   さらに、「照明、喝采、花道のすべてを手に入れて歌う、スターとはそういうものか?」などと想像もつかない世界に思いを馳せているところです。

   語ることができない1本とともに。

 

コニャック【セノン 27年

 

★★★★★★★一人鑑賞会★★★★★★★

ピーボ・ブライソン『レット・ミー・トライ・アゲイン

 

   ピーボ・ブライソンはアメリカのソウル歌手、作曲家、プロデューサー。1951年生まれ。

   ディズニーアニメ「美女と野獣」の主題歌「ビューティー・アンド・ザ・ビースト」で1992年のグラミー賞を獲得。

   1993年には、ディズニーアニメ「アラジン」のテーマ「ホール・ニュー・ワールド」をレジーナ・ベルと歌っている。