喉から手が出る、足が出る『ウォンテッド』第百二十九弾、【エソール    ブック】、世界の名画シリーズです。

   この中でも、ゴッホ『アイリス』と『夜のカフェテラス』、ルーブル美術館で鑑賞したドラクロワ『民衆を率いる自由の女神』3本だけでもコレクションに加えたいと、ベトナムのコレクターにお願いしているところです。   

   あぁ、忍び難きを忍び、「嵯峨島昭」(探しましょう)これは、宇能鴻一郎さんが推理小説を書く時のペンネームです。

   あぁ、堪え難きを耐え、「佐賀 潜」(探せん)これは、江戸川乱歩賞にも輝いた小説家の本名「松下幸徳」さんです。

   しかし、「探せん!」と言われても探すのが男の「性」、引き「下が」れま「せん」。

   ところで、この方は映画にも出演していたそうで、早速DVDを見つけて「それじゃ、推理小説家として成り立たないのでは?」と問いただすべきと考えた次第です。

   下品は置いといて、「求めよ、さらば与えられん」と仰る方もあるくらいで、希望だけは捨てずに探し物の旅は果てしなく続きます。    

 

 

 

★★★★★★★映画『黒幕』(1966年)★★★★★★★

「佐賀 潜」のお名前が・・・

「成人映画」の懐かしいお題!

 

   強精剤王精の発売で独走する岩倉製薬で「王精」150梱包が盗まれた。社長の岩倉(佐賀 潜)は、東京の赤玉製薬の謀略とにらんだ。

   一方、赤玉製薬でも工場に賊が入り、ビタミン剤と精力剤が大量に盗まれた。

   そこで、赤玉薬の盗みに動いた男の情報をつかんだ利根五郎(天知茂)は、岩倉製薬に向かう途中に赤玉派の一味に襲われ、ドラム缶に詰められ海中に投げられた・・・。

(映画情報『松竹』)