『英国洋酒事情』スコッチ編その39、華麗なるスコッチ前編です。

   まずは飾ってみたい厳選10本、その多くがバカラ、ラリック、グレンケアンのクリスタル瓶に詰められた豪華絢爛、百花繚乱、一代絵巻といった様相を呈しています。

   中には古希を迎えた逸品もあり、歴史的価値?もありそうなイギリスの文化財間違いなし。

   まあ見るのはタダ、江戸の川柳「これ小判たった一晩居てくれろ」そんな気分で眺めることにしましょう。

   第3位【グレンファークラス   パゴダ63年】は、昨日の紹介でため息が漏れた方?もおありでしょう。

   「パゴダはどこだ?ミャンマー!」それなら、「僕の名前はミャン坊♪僕の名前はマー坊♪二人あわせてミャンマーだ♬」知らない方は、ボチボチついてきてください。

   第2位【ジョニー・ウォーカー   ダイヤモンド・ジュビリー】は限定60本、エリザベス女王に贈られた1本だけは所在がはっきりしています。チャールズ国王とお知り合いの方はご一報願います。

   見事第1位に輝いた【ボウモア   STAC   55年】は何と1本限定、美術館に飾ってもいい至高の作品です。「ボウモアのSTAFFにゴーゴー・ワンモア」なんて言えば「非難ごうごう、郷英二(俳優:宍戸錠さんの弟)」

   すべてこれらは自負と偏見で載せたものばかり、皆さんはどんなボトルをベスト10に選ぶでしょうか?

   因みに、「A golden key opens every door.(金で開かない扉はない)」というヨーロッパの諺があるそうです。

   そうなれば、宍戸錠さんに錠をかけられたと想定し、息子の宍戸開さんに開けてもらいましょう。芸名の由来は事実です!?!

   それでは、成金趣味の感が漂う超高級スコッチ群、ご高覧のほどを。    

 

★★★★★★★第10位★★★★★★★

【マッカラン   1952】※ラリック

 

★★★★★★★第9位★★★★★★★

【デュワーズ   レガシー1893】※グレンケアン

 

★★★★★★★第8位★★★★★★★

【ジョニー・ウォーカー   48年】※バカラ

 

★★★★★★★第7位★★★★★★★

【タムナヴーリン   50年

 

★★★★★★★第6位★★★★★★★

グレン・グラント   60年】※グレンケアン

 

★★★★★★★第5位★★★★★★★

【モートラック   75年】※グレンケアン

 

★★★★★★★第4位★★★★★★★

グレン・グラント   デボーション70

 

★★★★★★★第3位★★★★★★★

グレンファークラス   パゴダ63年】※グレンケアン

 

★★★★★★★第2位★★★★★★★

【ジョニー・ウォーカー   ダイヤモンド・ジュビリー】※バカラ

 

★★★★★★★第1位★★★★★★★

【ボウモア   STAC 55年】one of one