『英国洋酒事情』スコッチ編その38、グレンファークラスです。
「1836年創業。ゲール語で緑の草の⽣い茂る⾕間の意。スコットランドの蒸留所の半数以上が集結しているスペイサイドは、清涼な空気と良⽔に恵まれ、⼤⻨の主産地。燃料となるピートも豊富に産出、ウイスキー造りに最適な⼟地。時代に左右されない信頼の味わいは、世界中のウイスキー愛好家を魅了し続けている。」(世界の銘酒)
【62年】、【63年】ともに案内所のパゴダ風建物をモチーフにしています。
特に【63年】は、ダチョウ皮の箱からして、同社の贅の限りを尽くした比類なき超高級酒。
神々しいサファイアの光線を浴びながら凛としたお姿に、野口五郎さんも真っ青の「美しすぎて♬君が恐い♪」
恐いといえばあの名曲『恐い(クワイ)河マーチ』いったい誰が「サル ゴリラ チンパンジー♪」と、もじりまくったのでしょう。
こちらも負けじと、「サケ ビール ジン・ブランデー♪」肝心のスコッチが抜けているのでボツ!
それはチコちゃんに任せて、「オーストリッチにニナ・リッチ、ライオネル・リッチーでみんなリッチ」気分だけでも豪華に頼れる兄貴の歌を聴きながら、燦然と輝くボトルを愛でましょう。
ところで、 「イギリス初の女性首相サッチャーは大のウイスキー好き。毎日飲んでいるお酒は?という質問に、【グレンファークラス 105】と答えた。」(世界の名酒事典)
かつて「鉄の女」と呼ばれたサッチャー氏、「金持ちを貧乏にしても、貧乏人が金持ちにはなりません。」という鼻持ちならぬ名言を残しています。未だに錆びる気配はありません。
今頃は天国から、「【105】は飽きたので、【63年】を頂けないかしら?」などと仰っているのではないでしょうか。
下品は置いといて、明日は『飾れるものならベスト10』、あさっては『飲めるものならベスト10』で、このコーナーを閉じたいと思います。
★★★【グレンファークラス 50年】★★★
★★★【グレンファークラス コロネーション】★★★
★★★【グレンファークラス 60年】★★★
★★★【グレンファークラス パゴタ62年】★★★
★★★【グレンファークラス パゴタ63年】★★★
★★★★★★★グレンファークラス案内所★★★★★★★
★★★★★★★一人鑑賞会★★★★★★★
ライオネル・リッチーwithクリスタル・ケイ『エンドレス・ラブ』