英国洋酒事情』スコッチ編その34、五番勝負です。

   5番目の【アバフェルディー   1983】は、チャリティー・オークションのために造られた「1 of 1」、クリスタル瓶はバカラ社に次ぐ名門サン・ルイ社が手掛けています。その1本は、五番街のマリーが持っているのでしょうか?

   閑話休題、本日、予約していた『くもをさがす』をやっと借りることができました。市立図書館では58人待ち、県立図書館では25人待ちという大盛況、やっと春が訪れたという感じです。

   それまでは、「乳がんの検査はマンモグラフィーがあるから大丈夫」くらいにしか考えていなかった私、あまりにも無関心だったと反省しきり。

   女性特有とは限らないことは知りつつも、西加奈子さんがどのように向き合ったか拝読しようと思います。

   少し読みながら、「危険と死はどこにでもある。」(映画『駅馬車』)のセリフがよみがえりました。   

    さらに、「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。」(ガンジー)これは、強烈です。

   さて、今夜はドイツの哲学者に従い、昨日と違う「老人力の醸成」に努めたいと考えます。

 

★★★【ボウモア   ゴルフ★★★

 

★★★【フェイマスグラウス   40年★★★

 

★★★【クラビー   50年】Ⅰ★★★

 

★★★【クラビー   50年】Ⅱ★★★

 

★★★【アバフェルディー   1983★★★

 

★★★★★★★一人読書会★★★★★★★

   2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から治療を終えるまでの約8ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品。

 

★★★★★★★ショーペンハウアー★★★★★★★

(1788~1860)

 

   「一日は、また、異なったことを教える」ということが、なお常に、倦(う)むことなく持続するし、いつも新しい一種の刺激を生活の上に広げてくれます。

   同じもの、見慣れたものであっても、別なもの、新しいものとして現れてくるからです。

   ソロンの言う「年を取りながらも、私はさらに多くのことを学び加えている」これが、私の目指す道でもあります。

   普段目にするものでも、変化した気分にとっては新しいもののように見えるし、それが新鮮な思想と見解とを喚起してくれるのです。

(ショーペンハウアー『パレルガ・ウント・パラリポメナ』)