珍しく。。恋と結婚の話 | 拝啓 マリコ様 From Real Housewives of フロリダ 

拝啓 マリコ様 From Real Housewives of フロリダ 

日本ではまだ馴染みの浅いプライベートリゾートクラブ。塀とゲートで覆われた 敷地内にゴルフ場とテニスコート, 豪邸が立ち並び,クラブハウスを中心に人々が集うクラブライフ。紳士淑女が織りなす 社交, 人間模様、女たちの物語。そこに住む私から先輩マリコ様への手紙。

拝啓 マリコ様

 

ふと目にした恋愛相談のサイト

 

”彼が忙しくて会ってくれません”

 

”長く付き合っているのに結婚の話は避けられます”

 

などなど。

 

私も辛い、かなり精神も不安定な時期を過ごしたこともあるので

 

これらの、彼女たちの苦しい悶々とした心はよくわかる。

 

さて、私もそれらの時期を経て 

 

現在、旦那と犬とぼーっと平和な毎日を過ごしている。

 

先ず、悩める彼女たちに一言。

 

”開けない夜はない”

 

ただ、自分自身の反省も含めて

 

この長い夜が少しでも早く明ける様に、経験から私の思うところを。

 

先ず、これは一般によく言われていること、

 

追いかける恋愛はシンドい。

 

そう言うと、(私の場合を含めて)

 

”はじめにアプローチしてきたのは彼の方よ” と

 

言う女性も多いと思う。

 

でも客観的に現在の状況を見れば本当はわかっている。

 

最初はどうあれ、今現在心に不安があるなら、それが全て。

 

解決策はたった一つ。

それは、貴方自ら 彼から離れること。

 

これはお芝居ではなく、本気で貴方の中で終わりにする。

 

わかります、よーくわかります、それが全く簡単でなく

 

血を吐くほど辛いこと。

 

特に長く付き合ってると、今までの時間に執着が出る。

 

それでもね、離れること。

 

そこで その執着について考えると

 

あなたのその執着は 彼、人間としての彼だけでなく

 

長く思い描いた彼との将来図、が大きい。

 

知らず知らずのうちに、かなり詳細まで思い描いていた彼との将来

 

もしかしたら、それを基準に今の仕事とか友人関係とか

 

選択している、かもしれまない。

 

それがあると、

 

彼との結婚がないと貴方の人生の次の章に行けない

 

このリセットはかなりシンドい。

 

彼と結婚しても負担なく続けられる仕事を

 

本当は興味がないのに選んでいたり、

 

彼の家に近いところに引っ越してたり

 

いつの間にか、八方塞がりの状況に知らず知らずに陥ってた自分

 

それが執着の多分6割ぐらいを占めているのかも。

 

怖い話、私の同世代でも

 

10年以上に及ぶ袋小路から抜けられなくなった女性は何人もいる

 

”ここまで時間を投資したから、今更後に引けない”

 

酔って本音が出ると、そう呟いてしまう彼女たち。

 

彼女たちは言います。

 

”彼と私の間には深いところで結びついてるの、

 

彼も私がいないとダメになる”

 

”彼と私の結びつきは外から見ると理解できないと思う”

 

そして彼女は言います。

 

”次を見つけるって?じゃ、見つけてきてよ。簡単に言わないで”

 

彼女だって彼よりいい人がいれば乗り換えたいと 実は思ってる。

 

でも、その新しい彼は彼女がずっと思い描いていた

 

彼との将来の絵にすっぽり入れ替わる

 

またはその1.2倍以上の幸せが描ける相手でなくてはだめ。

 

これは 特に30歳を過ぎた女性なら当然思ってしまう事。

 

彼女たちだって ここ数年ずっと携帯の画面だけ見つめて彼からのメールを待っていただけじゃない。

 

他に気を散らそうと新しい習い事やスポーツも始めてみた。

 

新しい人達の出会いの場にも積極的に出かけた。

 

でも、何も起こらない、何も始まらない

 

執着が強ければ強いほど、小手先の紛らわしではうまく行かない

 

私の周りでそういう状況から抜け出した人たちは

 

かなり大きな変化に身を置いた。

 

転職、引越し(海外、他県)など人生を賭けた転機を作り出した

 

私の知る限り、その中の何人かは新しい出会いがあり

 

あっという間に結婚していった。

 

自分の本当に興味がある業種に飛び込んだ彼女は

 

忙しい日々を送るうち、彼のことを客観的に見ることができ

 

結局、自分にはあってない人だったんだと、

 

心から彼との日々を過去にできた。

 

この変化は新しい彼との出会いの機会ではなく

 

あくまで自分を取り戻す機会にした彼女たちは

 

概ね、長かった私小説の第二章を終わらせて

 

新しい章を開くことができた。

 

またある彼女は、新しい生活で自分を取り戻せた頃

 

その彼が戻ってきて、プロポーズされた。で、彼女は断った。

 

執着に陥ってる時って、完全に本当の自分を見失ってる、

 

これは本当に。

 

だから、そう言う時は

 

”自分は今、変になってる”と自覚したほうがいい。

 

本当に貴方のことを思っていくれている友人家族の

 

客観的な意見を素直に受け止めて

 

”自分は今精神が病んでる”と、自覚したほうがいい。

 

だから、彼女たちに必要なのは新しい相手ではなく

 

自分を取り戻すこと。

 

執着の程度に見合った、大きな転機を自ら作ること。

 

自分を取り戻し、平和な日々を取り戻したら

 

あの頃の自分が客観的に見えて、かわいそうで仕方なくなる。

 

そして、それも含めて今の自分があると、胸を張れる様になる。

 

先ず第一歩として、信頼できる友人の本音にしっかり耳を傾けよう。

 

先ずは、そこから。

 

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