拝啓 マリコ様
トランプが現れてから
右と左が両極端になって
国民が二つに分かれ
民間でも争うことが多くなった。
そんな話をよく聞きます。
確かにトランプが、というより
彼の態度や、言い草が
昔の ”オールドスクール“
(6~70年代の昔ながらの価値観やスタイル)
を彷彿させ
女性や ちゃんとお勉強した人たちには
受け入れ難い人物。
あの人の使う語彙は
うちの夫と全く同じです。
だからイラッとくることも多い。(笑)
特に人、ものを虐げる語彙の豊かさ、表現力は
全く賞賛に値します。
正直申し上げて
エンタテナーとしては かなり、優秀で
不覚にも大笑いしてしまうことも多くあります。
(例えばキム ジョンウがトランプの事を“老ぼれ”と言った時、
トランプは ”僕の年齢のことで虐げるのはフェアじゃない。
僕は、キム ジョンウの事をデブだとか肥満児だと
言ったことは一度もないのに”と返したり。Lol)
しかし大国のトップとしての品格は
あまりにも従来の人たちと離れているため
大統領として崇めるには
抵抗のある人が多いのは確か。
私も同感です。
現在(6/20/2020)
バイデンに投票予定の6割以上の人は
その理由を
“とにかくトランプをやめさせたいから”と
バイデンを信頼してというより
単なる、トランプへの反対票なんですね。
もう少し、トランプも万人からのイメージにこだわれば
仕事もやり易くなろうに、と思いますが、
聞かないのでしょうね、うちの夫と一緒で
無意味に頑固で。
ただ、本来の意味での政治家でないから
バンバン、改革案に、とにかくサインしますね。
多くのビジネスを起こし、潰し、また再起し
そういう経験を積み重ねてるから
悪い意味でも いい意味でも
しがらみが多くない分、
深く、プロの政治家の様に
考え込まないのでしょう。
それが、功を奏している案件も確かに少なくない。
それを”並外れた行動力、リーダシップ”と、言う人もいれば
“あまり状況を深く知ろうとしないから 簡単になんでもサインする”
と、言う人も多いのも確か。
トランプが立候補した時
私は ”この立候補は 彼の新番組の番組の宣伝の一環” だと
信じていました。
いや、もしかしたら、本当に
そういう状況もあったのかもしれないと、今でも思っています。
”どういう政策で臨みますか?“
と聞かれたすべての質問に
“I will negotiate it (交渉、交渉するんだよ、とにかく)” と
全く、返事になっていない回答を繰り返し
そしてなぜか、それでもなぜか、
支持率が上がっていったのです。
その時ほど
”アメリカのデイベートは
聞かれたことに答えなくても成立するのだ”
と、感心した事はありませんでした。
昔、職場の会議で
聞いたことにちゃんと答えない人に苛立って
”Yes or NO”で答えろ、と崖っぷちまで追い込んだら
人事にクレームされて、
なぜ私が批判されるのか、
意味がわかりませんでしたが、
今では彼がなぜ怒ったのか、なんとなく わかります。
私は市民ですが、今の所どちらの政党にも
偏らない様にしています。
ただ、主だった政策では共和党と同調することが多いです。
私の理解する右とはファシズム(帝国主義、他に諸説あり)を
極右とし
左はコミュニズム(共産主義)を極左とするスペクトラムです。
学術的にはもっと突っ込んだ考え方もありますが、
*ワシントンDC リンカーンの銅像前で
ここでは、アメリカの現代における右と左を
私の偏見に満ちた解釈でいうと
右の人は
“私は一生懸命働いた、人一倍努力した、
それで得た富を 怠け者や不法のものに分け与えるのは嫌だ。”
左の人は
“弱いものを守るのは社会の義務。皆が平等に幸せになるために行動したい。”
これだけ聞いてると、
右は利己主義、
左は博愛の人格者
にしか、聞こえないですよね。
だから左は
何もわからない人には共感を集めやすいんですよ。
今回のBlack Lives Matterも
“もう黒人差別はうんざりだ”
“歴史的に迫害されてきた黒人たちを守ろう”
“黒人は今でも差別されている、彼らには社会の助けが必要よ”
“黒人を標的にしている警察は許せない” で、
”僕たちの街を警察から取り戻そう”
と、左の人たちが増長して、
今の”誰も暴動を止められない“状態を作ったんですよ。
“BLMのマーチに参加した息子を誇らしく思い涙が出ました”とか
誇らしげに言ってる日本人の方もいた様ですが。
民主党側(左)の理想郷は素晴らしいんですよ。
真にその理想郷を求めて
真摯に努力されていらっしゃる方もたくさんいます。
それは尊敬に値します。
ただ、残念な事に、
それ、理想郷は
あまりにも不完全な”人間”という動物には
あまりにも非現実的だと思うんです。
人を動かすのは、行き着くところ ”欲“であり
その”欲への追求”を人間から 取り上げると
他の社会主義国に見る様に
労働力の低下、福祉予算の増大
国力、生産力の低下につながり
結果、共産主義、強いては恐怖政治をひくことでしか
人々を統制できなくなる、
そういう歴史を繰り返してきたと、私は理解しています。
人間、一人一人では小さな欲しか持ってなくても
集団になると大きな要望となって、理想理念を脅かします。
それが その理想郷の作る過程で、色んな綻びが出てきて
それをごまかし、ごまかし、帳尻を合わせようとすると
してはいけないことも、しなければならなくなる。
ヒラリークリントンは個人としては
この国の初代女性大統領になってほしい逸材だったと
今でも思います。
でも、その帳尻合わせの過程の中で
彼女は溺死してしまった、のかなと、思います。
また、話はずれますが 統計によると 親が左派思考だと70%近くの子供達は同じく左派的な思考になり、右派も同様になるらしいです。
そういう意味では私は右です。だから人間の”欲”を軽視できません。
だから今回の一連のBLMの騒ぎに関しても、
全米の人口はたった13.4%が黒人、しかし
53%の殺人が黒人による犯行、
そのうち90%は被害者も黒人
拳銃発砲による65%の犯罪が黒人によるもの
結局、警察の多くの時間が黒人犯罪に費やされている
そういう事実があるのに
”警察の予算配分をやめろ”、”警察を縮小しろ“って
どの口がいいよるねん!
君たちのお友達がおとなしくすれば
予算は半分に簡単にできるのだよ。
その上
警察によって討たれた1006人のうち
黒人は234人(丸腰は9人)、23%,
犯罪%と比較すると半分以下。
(以上2019年調べ)
これらの数字から
私にはどうしても
”警察が黒人社会を標的にして、
差別され虐げている”
を、見受けることができないのです。
それどころか
黒人の43%以上は国から何らかの福祉(生活保護を含む)
を享受している、(平均は17%)
失業率は平均の約3倍
貧困率は平均の2倍
貧困子供は平均の3倍
黒人の77%の子供は婚外で生まれている(婚外出産の平均は23%)
両親が揃っていない場合、国からの補助は割り増しになるので
わざと片親を選ぶ人も多いとか。
教育にしても構造的差別があるから
黒人は白人と同等の教育を受けられないと、
左派は鬼の首を取った様に繰り返していたが、
いざ、その解決となる
“越境で学校を選べる法案”が議題に上ると
難癖つけて棄却しようとする。
”先生の組合”が自分たちのやり方を乱されるのがいやで
”先生の組合”と民主党がズブズブなので
票の安定のために本筋から離れてしまう。
崇高な理想を持つ崇高な人々が
多種の“たかりの構造”を利用し
”たかりの構造に”に潰されていく。
この黒人問題はその最たるものではないかと
私なりに思うのです。
黒人だけでなく
貧富の差による ”結果としての不公平”は
多く、世の中に蔓延っています。
貧しい人たちが必要なのは
“良質な教育へのアクセス”と”仕事、雇用機会の増大”であり、
“生活保護の増額”や”犯罪者への恩赦”ではないと思います。
それと誤解を恐れずにいうと
貧困層、およびその犯罪者の中には
学習障害に該当する青少年が多いという統計があります。
“Students of color w disabilities are being pushed into school to prison pipeline”
この層を徹底的に減らさないと
黒人社会の地位向上を阻み続けるのではないでしょうか。
もちろん、これまでも色んな取り組みが政府によってなされ
貧困の環境が学習障害に大きく加担している、というデーターも出ており
”貧困環境の改善が先か、学習障害の子供たちへの対応が先か”
“鶏とたまご”の様相です。
また、同等の環境で育った黒人と白人生徒の障害の比率は白人の方が多い、
と、いうデーターもあります。
どの時代でも
子は親を見て育ちます。
生活保護漬けで悪い環境に甘んじて
働かない親の元で
勤勉な子供を育てるのは、至難の技でしょう。
それが、私がなぜ
”外に改善を求めるより
中の向上をいかに行うか” に
焦点を当てた
黒人社会の活動家に賛同する理由なんです。
BLM(黒人の犯罪者が多いのは警察が差別してるから)や
黒人モンスターペアレンツ(うちの子が悪いのは学校が差別してるから)の主張では
解決にはならないと。
これらのことから
今の民主党の黒人社会への政策
“生活保護の増額”や”犯罪者への恩赦”では向上は望めないと
私でもわかります。
この国に住むものとして
今後も
きちんと世の中を見ていきたいです。
*平和で静かな環境です。
稚拙な私の意見を
聞いていただいてありがとうございます。
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